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マレーシア、「フェイクニュース」で初の有罪判決

   マレーシアの首都・クアラルンプールの裁判所は、2018年4月30日(現地時間、日本時間同)、4月21日にパレスチナ人の男性が射殺された事件をめぐって警察の到着が遅れたなどとするうその内容を含む動画を広めたとして、デンマーク国籍の46歳の被告に対して禁固1週間と罰金1万リンギット(約28万円)の有罪判決を言い渡した。国営ベルナマ通信が報じた。

   マレーシアでは4月11日に「フェイクニュース対策法」が施行されたばかりで、同法が適用されるのは初めて。被告は旅行でマレーシア滞在中に犯行に及んだといい、

「誰も傷つけるつもりはなく、かっとしてやった。後悔している」

などと話しているという。