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DAIGO『M:I』吹き替え決定に「10年前の悪夢」思い出す人殺到

   映画ファンの脳裏によぎったのは、10年前の苦い記憶か――!? 米人気映画『ミッション:インポッシブル(M:I)』シリーズの最新作で、ミュージシャンのDAIGOさん(40)が日本語版吹き替え声優を務めることが決まった。

   かつて米映画『ウォンテッド』(2008年公開)で吹き替えを務めた際、役者の演技と息の合っていないセリフ読みに「ただのDAIGOだ」との声が続出。そのため「大丈夫なのか...?」と心配するファンが少なくないのだ。

  • DAIGOさん(写真は2016年4月撮影)
    DAIGOさん(写真は2016年4月撮影)
  • DAIGOさん(写真は2016年4月撮影)
  • トレンド入りを果たした「DAIGO」(画像は、ツイッターのスクリーンショット)

「僕なりに全力でやりましたが......」

   トム・クルーズ主演のスパイアクション映画の最新作『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』(2018年8月3日公開)の日本語版吹き替え声優が18年5月14日、発表された。主人公に立ちはだかる敏腕CIAエージェント役をDAIGOさん、美しき女性の暗殺者役を女優の広瀬アリスさんが務める。

   各メディアで14日朝、一斉にこのニュースが報道されると、ツイッターのトレンド欄では、「DAIGO」が上位にランクイン。さぞかし期待の声が高まっているのかと思いきや、意外にもその評判は芳しいものとは言えなかったのだ。

   実はDAIGOさん、約10年前に初めて米アクション映画『ウォンテッド』で日本語版声優に挑戦した。女スパイ(アンジェリーナ・ジョリー)のもと暗殺組織の一員として命がけの戦いに身を投じる主人公(ジェームズ・マカヴォイ)の声を担当。ところが、俳優陣の演技と息の合っていないセリフ読みに酷評が相次いだ。

   2014年8月23日のフジテレビ系「土曜プレミアム」でこの映画を放送した際、DAIGOさんの声に違和感を覚える視聴者がツイッターに続出したほどだ。DAIGOさん本人は放送前、自身のツイッターで「まさに大抜擢でした!僕なりに全力でやりましたが......」と宣伝。だが視聴者の評価に心が折れたのか、放送中にこんなツイートを投稿していた。

「ウォンテッド、DAIGOの声優の感想 
【ただのDAIGOだ】
【ちょ...DAIGO...】
【DAIGOいろんな意味でヤバイ】
少数意見
【DAIGOになれてきた】
【DAIGOは悪くない】」

   その上で、「反応がすごい!とりあえずちょっと旅にでるので、ぼくを探さないでください...」とつぶやいていた。

「DAIGOは悪くない」との声も

   DAIGOさんは他にも『名探偵コナン 漆黒の追跡者』(2009年公開)と『きかんしゃトーマス 探せ!!謎の海賊船と失われた宝物』(2016年公開)で声優を務めたが、お世辞にも評判が良いとはいえない。『きかんしゃトーマス』の英米版では、米アカデミー賞・主演男優賞のエディ・レッドメインが声を演じており、その違いも話題となった。

   こうした苦い記憶があるだけに、今回の起用に不安の声は大きい。ツイッターなどインターネット上では「DAIGOが吹き替えって大丈夫なんか?」「DAIGO......。ウォンテッドのことまだ忘れたわけじゃないからな......」「声のトーンが全然違うやん!」との書き込みが続出している。

   ただ一方、「DAIGOは悪くない」と擁護する声も少なくない。「オファーする方が問題なんだ」「悪いのはキャスティングした人」「DAIGOを叩かないでくれ......」とのツイートが相次いでいる。