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麻央さん1周忌前に海老蔵、絶句 勸玄くんから告げられたこと

   フリーアナウンサーだった小林麻央さんが34歳の若さで亡くなって、2018年6月22日でちょうど1年を迎える。

   夫で歌舞伎俳優の市川海老蔵さん(40)は、その命日を前に、長男の勸玄くん(5)が漏らした一言にショックを受けていると、ブログで告白した。

  • 市川海老蔵さん(2016年6月撮影)
    市川海老蔵さん(2016年6月撮影)
  • 市川海老蔵さん(2016年6月撮影)

「階段の隅っこで体操座りのようにうずくまっていた」

   「電気のついていない玄関で」。海老蔵さんは2018年6月20日、こんなタイトルでブログを更新した。

   それによると、勸玄くんは、玄関にいて裸足で立っており、普段なら、海老蔵さんが注意すると、すぐに返事をして上がってくる。しかし、この日は、玄関にい続け、海老蔵さんが少しよそ見をしていると、勸玄くんがいなくなってしまったという。

   リビングを捜しても、勸玄くんはおらず、「階段の隅っこで体操座りのようにうずくまっていた」。海老蔵さんがおかしいと思って、「どうした?」と聞いたが、返事はなかった。お腹でも痛いのかなと思って聞き直すも、また返事がない。

   いつもと違う何かを感じた海老蔵さんが「どうしたの?」と心配すると、勸玄くんは、やっとこうつぶやいた。

「ママが天国へ行って悲しいの」

「そっとその小さな背中を包むしかできなかった」

   この一言に、海老蔵さんは、何も言えなくなった。

   そして、1年前に麻央さんがベッドの上で息を引き取ったときの様子が、脳裏に浮かんできた。勸玄くんは、息のない麻央さんの周りを触れたり撫でたりして、あまり意味が分からないまま、ぐるぐる回るだけだったことを。

「そうか、一年という時間が経ち ママにもう会えないこと はっきりとわかりだしたのだな」

   海老蔵さんは、息子の姿を見てこう気づき、「そっとその小さな背中を包むしかできなかった」と打ち明けている。

   ブログのコメント欄には、6月20日夕現在で、ファンらから1000件以上も激励の言葉などが書き込まれている。

「悲しい。悲しすぎます。4歳で死と遭遇して、5歳で向き合うなんて」
「カンカン、がんばれ!ママはいつもカンカンのこと見てるよ」
「海老蔵さんも辛いでしょうが受けとめてあげてください」
「麻央ちゃんも見守ってくれていると思います。みんなが応援しています!」

   その後、海老蔵さんは、この日のうちに再びブログを更新し、勸玄くんは「ねてた」と報告し、「うーん。夢でママと逢えてたら嬉しいな」と結んでいる。