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山里亮太編集長に聞きたい20のコト(後編) ~『天才はあきらめた』発売記念~【サイン本プレゼント】

山里亮太さん(南海キャンディーズ)
山里亮太さん(南海キャンディーズ)

   山里亮太さん(南海キャンディーズ)の自伝エッセイ『天才はあきらめた』(朝日新聞出版)の発売を記念し、編集部員からの質問を、山里J-CASTニュース名誉編集長にぶつけるこの企画。

   前編はコチラから。

   後編は、この質問からスタートです!

ところで「愛馬大江戸線」ってどうなった?

   ――近ごろ「愛馬大江戸線」とツイートしていないようですね。ここ数年のご活躍を拝見するに、いまの「愛馬」は、さしずめ黒塗りのリムジンとかでしょうか?

(笑)。あのですね、これをつぶやくと東野幸治さんにつかまって「嘘つき」って言われるんで、最近つぶやかないようにしているんです。
でも電車は乗っていますよ。今日も総武線乗りましたし。ばれない? 全然です。メガネを外していると大丈夫ですね。
だから答えとしては、大江戸線には今でも乗っています。ただ言わないだけ。東野さんにつかまるから(笑)。

   ――最近、相方のしずちゃんさんは元気にしていますか? 「他力本願」ライブから少し経ちますがお二人の関係は?

あー、昨日会いましたけど元気そうでしたよ?
ライブやって、昔以上にお笑いが好きになっているみたいですね。お笑い熱が上がっています。「次はいつやるんだ」ってせっつかれていて、今は一生懸命ごまかしているんですけど(笑)。仲はいいです! はい!!

   ――山里さんが「嫌い」と言った芸能人が次々と消えていく現象から、ネット上で「デスノート男」と言われていますが、どう思われますか?

いや、これ本当に怖いですよ! そんな力ないですから! あるんだったら書きたい奴、何人もいますけどね(キラッ)。

   ――テレビ、ラジオ、単独ライブ、漫才、文筆業......。ご自身の中では、どれが性に合っていると思いますか?

テレビとかラジオって自分で決めることじゃないので。ただ、単独ライブは終わった後に、本当に幸せだなと思えるので、どれと言われたら単独ライブかな。

僕が悩んでいる人の「助け」になりたい

   ――拝読して、お母様が要所要所で背中を押してくれたようにお見受けしました。お母様の好きなところはどこですか?

僕に甘いところです。もう全肯定なんです。本当だったら怒るようなところでも、全然怒らなくて......。親バカの極みなんですよね。
僕は、しゃべることも考え方も、ネガティブになるポイントも、めそめそするところも、本当に母親似なんですよ。愛されています。

   ――本の中で、お笑いで「これがやりたい」というのがない、と模索する箇所がいくつかありました。今はやりたいことは、はっきりしていますか?

これ、っていうほどはっきりはしてないけど、お客さんの笑い声を聞いた時には、「これなのかな」と思いますね。お客さんの笑い声を聞いたり、番組スタッフさんの「山ちゃんよかったよ」っていう感想を聞いたりすると、これが正解なのかな、と思いながらやっています。

   ――山里さんはもうダメだと思った時、「千鳥」の大悟さんが助けてくれました。そういう先輩や友達がいない場合はどうしたらいいですか?

そうですね。僕はあのどん底の時、大悟さんがいてくれて助かったんですけど......。
僕はいい人に会って解決策を学んで、イヤなことに対する考え方とか、立ち直り方を方程式にしてこの本にも書きました。
だから誰もいない場合は、僕が助けになれればって思います。この本を参考にしてほしいです。

   ――この本をどんな人に読んでもらいたいですか?

「頑張れ」とか応援されているけど、「何が頑張れだよ」って思っている人。頑張らなきゃいけないのは分かっているんだけどなーっていう人。絶好調な人がよく言う「頑張ればお前もこうなれるよ」っていうエゴまるだしのアドバイスにうんざりしている人。何かしたいけど、できるのって選ばれた人だけだよなって思っている人......。そんな皆さんに、ですね。
努力したいけどイマイチ火がつかなくて悩んでいる人がもしいたとしたら、1ミリでもスタートラインをきろうとするのは素晴らしいことだと思うんです。それがいかに素晴らしいことかを伝えられる本になっていると思います!

目指すは「BクラスのA代表」

   ――では、最後に。「名誉編集長」となった今、次に手に入れたい肩書はありますか?

初代のマネージャーさんに言われて好きになった「BクラスのA代表」っていう言葉があるんですけど、これ憧れですよね。
あとは、MCというより「司会者」という肩書き。司会者って、問題を出して、ゲストが答えて、「正解」っていう間が、番組自体を面白くしていると思うんです。あの間が結果、この番組、クイズ番組面白いな、という空間を作っているんじゃないかな、と。 あとはあれだ! ベストセラー作家!! これは欲しい!!

<編集後記>

   このインタビューの直後、朝日新聞出版さんが公式ツイッターで『天才はあきらめた』の重版が決定したと発表しました!(拍手)

   編集長、これひょっとしたらひょっとするんじゃないですか......!?

(終わり)

   ◆前編はコチラから。


◆◆◆プレゼントは終了しました。たくさんのご応募ありがとうございました!◆◆◆


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応募方法:以下のリンクから必要事項をご記入のうえ、送信してください。登録と同時にプレゼントキャンペーンへの応募も完了となります。