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100回記念の高校野球だけじゃない 今年は第1回「頭脳の甲子園」もアツい

   2018年は「夏の甲子園」、全国高校野球選手権大会が第100回記念大会を迎える。史上最多56校が出場するだけに、例年以上の注目を集めている。

   一方で、今年初めて開催される「頭脳の甲子園」がある。『ニュース・博識甲子園』(主催:一般社団法人日本クイズ協会/協賛:スマートニュース・Z会など/後援:北海道新聞・奈良新聞)がそれだ。

  • ニュース・博識甲子園の大会ロゴ(画像は一般社団法人日本クイズ協会提供)
    ニュース・博識甲子園の大会ロゴ(画像は一般社団法人日本クイズ協会提供)
  • ニュース・博識甲子園の大会ロゴ(画像は一般社団法人日本クイズ協会提供)
  • 決勝大会出場の8校(画像は一般社団法人日本クイズ協会提供)

全国から予選を突破した強豪8校が東京に集結

   『ニュース・博識甲子園』は、高校生が3人1組となって出場する形式のクイズ大会だ。2018年7月16日に全国7都市で同時開催された予選会の結果、成績上位の8校が8月25日、東京都渋谷区のスマートニュース社で開催される決勝大会に出場する。

   予選会には総勢103チーム・316名(個人参加7名含む)もの参加者が出場。300点満点のペーパークイズで、チーム3人の合計点を競った。

   予選の結果、出場を決めたのは次の8校。

   1位 栄東高校(埼玉県)、2位 開成高校(東京都)、3位 旭丘高校(愛知県)、4位 松本深志高校(長野県)、6位 川越高校(埼玉県)、7位 仙台第二高校(宮城県)、9位 福岡高校(福岡県)、10位 慶應義塾高校(神奈川県)。

   なお、予選5位、8位はいずれも栄東高校の別チームだった。大会規定で、同じ学校から複数のチームで予選に出場しても構わないが、決勝に進出できるのはそのうち最上位の1チーム、という厳しい「つぶし合い」を強いられた結果だ。

そもそも『ニュース・博識甲子園』ってどんな大会?

   ところで、今年初めての開催であるこの大会、そもそもどういった狙いのイベントなのか。J-CASTニュースでは、主催の日本クイズ協会代表理事、齊藤喜徳さんに話を聞いた。

   大会の狙いについては、

「2016年に始動した日本クイズ協会は、、部活動としてクイズに取り組みたいと考えている中高生たちへの支援を重視しており、この大会を立ち上げました。運動部のインターハイや文化部の全国コンクールのように、広く社会に公的な大会として認められ、クイズに励む高校生たちにとって目標となるようにしていきたいと願っています」

という。また、出題されるクイズの内容については、

「その名のとおり新聞やニュースサイト、SNSなどさまざまなメディアを通じて身に着けることができる「最新のニュース」、学校の勉強だけではない社会に根差した幅広く良質な知識や教養=「博識力」を問うクイズが出題されます」

とのことだった。

決勝大会はインターネットテレビ『Paravi(パラビ)』で独占配信

   8月25日に開催される決勝大会は、早押しクイズを中心に3ラウンドで行われる。記念すべき第1回のチャンピオンの栄冠は、どの高校に輝くのか。いずれも強豪校だけに、熱戦が期待される。

   また、決勝大会の模様は、2018年4月にサービス開始したインターネットテレビサービス『Paravi(パラビ)』が独占配信する。