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「いいじゃないか、それぐらい」 田母神俊雄氏、買春バスケ選手批判を疑問視

   ジャカルタ・アジア大会のバスケットボール男子日本代表4選手が、公式ウェアを着用したまま現地の歓楽街を訪れ、買春行為に及んだ問題で、複数の著名人から「そこまで厳しい処分にしなくていい」といった声が出ている。

   4選手が所属するBリーグの各チームは2018年8月21日、日本バスケットボール協会の正式な処分があるまで、選手らを謹慎処分にすると発表した。

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「相手も仕事でやっていることですからね」

   8月21日放送の「スッキリ」(日本テレビ系)では、4選手が20日に開いた記者会見のVTRを放映。司会の加藤浩次さんは「現地で違法になるのか、スタッフが調べていたが、場所によってはグレーな部分が多い」と指摘した。

   女性のコメンテーターから「性をお金で買ってしまったことが残念だ」と発言があり、他の出演者からも選手たちに厳しい意見があがる中、加藤さんは「相手も仕事でやっていることですからね」と発言。「女性のほうはそうかもしれない、でもやっぱり、そういうものではないと思う」と否定するコメンテーターに「その通りだと思います」と賛同した。

   今後の処分については「そこまで厳しい処分にしなくていいと思う。反省して、練習しっかりしてって。法律に違反しているわけじゃないからって言い方をしたら、語弊があるのかもしれないけど」と持論を述べていた。

   タレントのデヴィ夫人も21日、ツイッターで、今回の問題に「公式ウェア着用で不適切行為は許されないが若気の至り、誰にも過ちはある」と持論を展開。今後については「将来ある優秀な選手をこれ以上さらすのはいかがなものか。浮かれた行為は十分反省、後悔しているはず。罰はいらない」と主張した。

試合に勝てば「お咎めなしでよくないか」

   柔道の北京五輪金メダリストで、総合格闘家の石井慧さんも8月21日、ツイッターで「バスケの四選手追放するんじゃなくて試合ださせて勝てばお咎めなしでよくないかな。もう期間なくて代わり見つけるの難しかったら」と投稿。その上で、

「法に触れてないことやったら税金つこて行ってんねんからベストメンバーで競技してもらいたいね。自覚のない軽はずみな行動やったかもしれないけど全く性欲のない男子より健全でよろしい」

と持論を明かした。

   元航空幕僚長の田母神俊雄さんは21日、ツイッターで「いいじゃないかそれぐらい。それでは日本のソープランドやファッションヘルスはどうして存在しているのか」と持論を展開。「日本の4人のバスケットボールの選手たちは誰かに迷惑をかけたのか」「かばうことが出来ないほどの悪いことをしたのか」と疑問を呈した。

   一方で、「批判している人たちも彼らがホントにひどいことをしたとは思っていないのだ。事なかれ主義、偽善政治が日本を覆っている」とも書いていた。