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吉澤ひとみ、衝撃ひき逃げ映像で「ウソ」明白に 小倉智昭「100%言い訳できない」

   酒気帯び運転やひき逃げの容疑で警視庁に逮捕された元「モーニング娘。」の吉澤ひとみ容疑者(33)のひき逃げの映像が公開され、ツイッターなどインターネット上で「これはひどい」「こりゃ言い訳できん」との声が上がっている。

   報道によると、吉澤容疑者は警視庁の調べに「駐車車両があり、止まれなかった」と説明したというが、映像を見る限り駐車車両などは見当たらない。

  • 吉澤ひとみ容疑者(写真は2014年12月撮影)
    吉澤ひとみ容疑者(写真は2014年12月撮影)
  • 吉澤ひとみ容疑者(写真は2014年12月撮影)

信号が赤になってから約6秒後...

   吉澤容疑者のひき逃げをとらえた映像は、写真週刊誌「FRIDAY」がウェブ版で配信したものだ。2018年9月14日朝のワイドショーでは、専門家がこの映像をもとに吉澤容疑者の行動を分析するなどした。

   14日放送の「とくダネ!」によると、吉澤容疑者の車は、車道側の信号が赤になってから約6秒後、横断歩道に突っ込んできて、自転車に乗っていた女性の体に激突した。女性は宙を一回転し、縁石まで跳ね飛ばされた。隣を歩いていた男性も巻き込まれ、女性の下敷きになるような形で倒れ込んだ。

   車はそこで停まることなく、猛スピードで走り去って行った。映像では、その先で停車した車が信号待ちをしているような場面もあったが、吉澤容疑者が車から降りてくることはなかった。

   FRIDAYウェブ版や、朝のワイドショーで映像を確認したネットユーザーからは、改めて浮き彫りになった事故の悪質性に、「これはひどい」「こりゃ言い訳できん」「言い訳きかないレベルでやばい」「非常に悪質」との声が、ツイッターやインターネット掲示板に相次いだ。

   さらには、吉澤容疑者の供述内容に対する疑問の声も少なくない。

   これまでの報道では、吉澤容疑者は事故の15分後、自ら110番通報し、警察の調べには「駐車車両があり、止まれなかった。逃げるつもりはなかった」と説明したとされるが、今回の映像を見る限り、車の進行方向に停車している車は見当たらない。事故直後に車から降りようと思えば降りられたはずだと、ツイッターで以下のような指摘が相次いでいるのだ。

自転車はねた辺りで加速?

「車停められなかったって言い訳してたけど、ウソだったってのがわかるね」
「『車が多くて停められなかった』って言い訳がウソだったのもバレちゃった」
「吉澤ひとみの供述のウソが明らかに分かる」

   吉澤容疑者の呼気からは基準値の4倍近いアルコールが検出されており、酒に酔っていた人間の記憶力がどこまで確かなのかも怪しいが、彼女の行動が「言い訳できない」ものであるのは疑いようがない。

   14日放送の「とくダネ!」では、司会の小倉智昭さんが「止めようと思ったら止めるスペースはずっとあるじゃないですか。いくらでもあるじゃないですか!」と声を上げた。ゲスト出演した交通事故鑑定Raptorの中島博史所長も、

「何を思い込んでいたのか、あるいは最初から言い訳のための言い訳だったのか、少なくともこの状況を見る限り、止められないという状態ではないですから、変な言い訳をすることで余計印象を悪くしている感じがする」

とコメント。小倉さんは「この様子から判断すると100%言い訳できないですね」と総括していた。

   ちなみに、中島所長は、車の衝突前に急ブレーキを踏んだ音が聞こえる上、ブレーキランプが光っていることも確認できるとして、こうも分析している。

「ぶつかってブレーキを踏んである程度は減速しているんですけれども、自転車の横を通過するあたりでブレーキランプが消えるんですね。なぜか減速した後、加速はしているみたいです。やっぱり逃走しようと考えてしまったのだろうと思う」