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植松伸夫「休止」に及川眠子、Ryu☆らエール 「元気な復活を、祈るっ!」

   「ファイナルファンタジー」シリーズ、「グランブルーファンタジー」などのゲーム音楽で知られる作曲家の植松伸夫さんが2018年9月20日、自身のブログで活動休止を発表した。

   体調不良によるもので、期間は年内を目安としている。この発表にツイッター上では、ファンはもとより著名人らも反応している。

  • 植松さんの公式ブログより
    植松さんの公式ブログより
  • 植松さんの公式ブログより
  • Ryu☆こと中原龍太郎さんのツイッターアカウントより

万全の状態での復帰目指す

   植松さんは20日、「皆様へ、植松伸夫より」と題したブログを更新した。ブログの中で植松さんは、

「ここ数年の無理が祟ったのか、今年に入りいくつかの病気が立て続き、今少し心身ともに弱っている状況です」

と、現在の体調を明かした。そのうえで、こう続けた。

「このままベストを尽くせない状態で仕事を続けるよりも、ここで一度しっかりとお休みをいただいて、心も体もしっかりと充電し、回復した後に、また新たな創作活動を再開するべきだと自ら決断いたしました」

   活動休止期間は年内としつつ、その後の活動については状況を鑑みて判断するという。

   植松さんはこの発表の前に、10月7日に石川県立音楽堂で開催予定だったコンサートを体調不良を理由に中止していた。

   植松さんは1953年高知県の出身。86年に「スクウェア(現:スクウェア・エニックス)」に入社し、「ファイナルファンタジー」シリーズ、「クロノ・トリガー」といったRPG作品の楽曲を手掛けた。スクウェア・エニックス退社後も自身のバンドやスマートフォンゲーム「グランブルーファンタジー」の音楽を担当するなど精力的に活動していた。

一緒に写った写真なども公開

   植松さんの報告にはたくさんの反応が寄せられている。活動休止を明かしたブログのリンクを貼り付けたツイッターの投稿には18年9月20日夕までにリプライ(返信)が300件以上送られている。

   著名人の反応しており、同じく作曲家で、音楽ゲーム「beatmania」関連の楽曲で知られるRyu☆こと中原龍太郎さんはツイッターで、

「植松伸夫先生、お身体ご自愛ください!」

とのコメントと共に17年12月に撮影したという植松さんらとの写真を公開した。

   作詞家の及川眠子さんもツイッターで、コメントしている。

「20代前半からがっつり働き続けていれば、疲労やらストレスやら不規則な生活やらのツケが還暦前に回ってくる。無理は禁物。しっかり休養して、体にも心にも栄養をたくさん摂ってください。いつかどこかで(死ぬまでにw)一緒に仕事が出来るよう、そして元気な復活を、祈るっ!」

   また、音楽配信サイト「mora(モーラ)」の公式アカウントが見舞いのコメントを出している。