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素朴な画面で話題の「ねんきん情報アプリ」 厚労省職員のデザインだった

   20代の若者に年金制度を知ってもらおうと、厚生労働省が作ったスマートフォン向けの「ねんきん情報アプリ!」のデザインに、ネット上では賛否の声が上がっている。

   「単純にモノを学ぶ目的ならこれくらいこざっぱりしてる方がいいのかも?」と評価する声が一部で上がる一方、デザインに苦言を呈する声が相次いだ。

  • アプリのトップページ
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アプリはあくまで「試作品」

   アプリは2017年10月、厚労省が試作品としてリリース。アイフォンやアンドロイドからダウンロードできる。将来、受け取れる年金額の試算ができたり、年金事務所の所在地を確認したりすることができる。

   今回、話題になったきっかけは、2019年1月29日にTwitter上に投稿された、アプリのトップ画面。このユーザーの投稿に対し、ほかのユーザーからは、「タイトル、ワードアートで作ってそう」「ダサすぎて笑いました。おおよそ公式アプリとは思えない素人感」「ふるっ アプリにする事は思いついて、なぜ?!こんなに古くさい?」など、アプリのデザインを疑問視するリプライが相次いだ。

   J-CASTニュース編集部では1月31日、厚労省年金局事業管理課の担当者に話を聞いた。

   担当者によると、トップページのタイトルは、年金局の職員が作成している。

「公務員が作っているので、しようがないところも一部あります。プロの方にお願いすると費用がかかるので...」

   なお、アプリ開発は業者に依頼したという。

   「デザインがださい」という趣旨の意見がネット上で出ていることに対しては、「今後、検討させてもらいます...」と答えるにとどめた。

(J-CASTニュース編集部 田中美知生)