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山田太郎氏当確でツイッター「トレンド」1位に 表現規制反対訴えネットから支持

   2019年7月21日投開票の参院選比例区で、元職で自民党から出馬している山田太郎氏(52)が当選を確実にした。各社が報じた。

   山田氏は漫画・アニメなどを含む表現規制への反対を掲げ、ツイッターや動画サイトなどを活用した政治活動を展開してきた。ネット上での注目度の高さを反映するように、当確後のツイッターでは、特定の候補者としては異例の「トレンド」入りを果たした。

  • 山田太郎氏(2017年5月撮影)
    山田太郎氏(2017年5月撮影)
  • 山田太郎氏(2017年5月撮影)

「今日がスタートです」

   山田氏はみんなの党所属議員として、繰り上げ当選で12年に参院議員に。その後、みんな解党などを経て、16年の参院選では新党改革から出馬、29万票超を獲得する健闘で注目された。

   今回は自民党からの出馬となったが、やはりツイッターなどを活用した独自の選挙戦を繰り広げた。結果、NHKなどでは21日20時の投票締め切りとともに当確を決めた。

   山田氏は直後のツイッターで、

「第25回参議院議員普通選挙にて、全国比例候補者として、報道各社から当選確実が出ました。全く支援団体や寄付も頂かず、ネットを中心として表現の自由を守る事を訴えて来ました。 皆さまに約束しました政策を愚直に実現していく所存です。今日がスタートです。引き続きご支援をよろしくお願いします」

と抱負をつぶやいている。

   ツイッターでは当確報道の直後から関連する投稿が増加、22時20分時点の「日本のトレンド」では「山田太郎」のキーワードが24万件超のツイートがあったとして、ランキング1位となっている。ツイッターのトレンドを集計する非公式サービス「@jptrend」では、20時から22時20分までに上位10位に入ったキーワードのうち、候補者としてランク入りしたのは山田氏のみとなっている。