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W杯の裏で相次ぐ「#ラグビーボール問題」 アメフト球と勘違い続出、テレビ局も...

   ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会が盛り上がる中、ツイッターでは「#ラグビーボール問題」とのハッシュタグが多数投稿されている。

   ラグビーとアメリカンフットボール(アメフト)のボールを混同するツイッターユーザーに誤りを指摘する際などに用いられ、報道機関のアカウントもやり玉にあがった。

  • ラグビーW杯公式ツイッターより
    ラグビーW杯公式ツイッターより
  • ラグビーW杯公式ツイッターより
  • めざましテレビの投稿

「ボールを間違えられるとイラっとする」

   同じく楕円形のラグビーとアメフトのボールは、一般的に大きさや重さ、色などが異なる。

   だが、区別がつかない人が多いようだ。ラグビーW杯公式ツイッターは大会前、「2019年に向けて、これだけは覚えておいてください...!」「#よく間違われる」「#ラグビーあるある」などの文言とともに、ラグビーとアメフトのボールの写真を投稿。

   ラグビーの用語を解説した『ラグビー語辞典』(誠文堂新光社)には、「SNSでラグビーボールとアメフトのボールを間違えられるとイラっとする」との項目があり、「SNSで、ラグビーの話題が出たとき、絵文字が使われることも多いが、多くの人がアメリカンフットボールの絵文字を使いがち」などと書かれている。そのため、「#ラグビーボール問題」とのハッシュタグまで誕生している。

   ラグビーW杯日本代表・姫野和樹選手とサポート契約するプロテインブレンド「ザバス」の公式ツイッターも2019年9月28日、ラグビー関連の投稿にアメフトボールの絵文字を使用。一般ユーザーから"ダメ出し"をくらい、「ご指摘ありがとうございました!気をつけてまいります」などと返した。

   情報番組「めざましテレビ」(フジテレビ系)の公式ツイッターでも、「ラグビーのにわかファンが急増中」とした30日放送の特集の予告で、アメフトボールを持つ女性の写真を使い、あきれられた。その後、「ツイート内容に誤りがありました。大変失礼いたしました」とお詫びした。