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岩手県サッカー協会、天皇杯予選を「一転」延期 開催報道も批判相次ぐ

   岩手県サッカー協会は2020年4月10日、公式サイトで第70回岩手県サッカー選手権大会兼天皇杯岩手県予選の延期を発表した。

   同大会は4月12日に準決勝、19日に決勝が予定されていたが、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、同協会が延期を決定。今後については、中止を含めて検討するという。

  • 岩手県サッカー協会の公式サイトより
    岩手県サッカー協会の公式サイトより
  • 岩手県サッカー協会の公式サイトより

「この困難に打ち勝つために良識ある行動をしてほしいと思っています」

   第70回岩手県サッカー選手権大会兼天皇杯岩手県予選に関して、日刊スポーツ(WEB版)は2020年4月10日、今後、岩手県内で感染者が出るなどの状況変化がない限り、基本的に実施する方向であると報じた。この報道に対してネット上では同協会への批判的なコメントが相次いでいた。

   新型コロナウイルスの感染拡大を受け、日本サッカー協会は5月末までの公式戦の中止を発表しており、公式サイトで「サッカーファミリーの皆さんへ」と題し、「サッカーファミリーとしての誇りを持ち、この困難に打ち勝つために良識ある行動をしてほしいと思っています」と訴えている。

   サッカーのJリーグは、日本野球機構(NPB)と共同で「新型コロナウイルス対策連絡会議」を設立し、早い段階からウイルスの感染防止策に取り組んでいた。4月8日には、当初再開を目指していた4月25日以降のJ1、J2、J3、ルヴァン杯の開催延期を発表。開催時期に関しては未定となっている。