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松浦勝人会長の2ショット連発に、かつての「名エキストラ」のスピリットを見た?!

   エイベックスの松浦勝人会長(55)が2020年5月19日に自身のインスタグラムに投稿した1枚の写真がネット上で話題を呼んだ。

   画像は松浦会長と、同社所属の「AAA」の西島隆弘さん(33)の2ショット。「2017年3月頃の写真。NISSYと。最近も相変わらず忙しそうで」と西島さんを気遣う松浦会長のメッセージには、西島さんのファンから「二人とも素敵ですね」といったメッセージが多数寄せられている。

  • 松浦勝人会長のインスタグラムから
    松浦勝人会長のインスタグラムから
  • 松浦勝人会長のインスタグラムから
  • 松浦勝人会長のインスタグラムから
  • 松浦勝人会長のインスタグラムから

所属芸能人との親密な交流を伝える多数の投稿

   所属芸能人との良好な関係を示す実に微笑ましい2ショットだが、ここ最近、松浦会長は他の所属芸能人との2ショットをインスタグラムに投稿し、その都度話題になってきた。

   同じ5月では5日、松浦会長は歌手の浜崎あゆみさん(41)との「壁ドン写真」をアップしたほか、それより前の4月18日には、やはり浜崎さんとの2ショットをアップして、浜崎さんのファンから絶賛を浴びた。

   また、松浦会長のTikTokを見てみると、やはり、所属芸能人との「2ショット」が投稿されている。元AAAリーダーの浦田直也さん(37)と音楽に合わせてはしゃぐ姿を撮影したものや、EXILEの関口メンディーさん(29)と映った加工動画といった具合に、やはり、所属芸能人との親密な交流を伝えている。

「フランクさ」が「存在の軽さ」に!?

   ただ、これらの写真、よくよく見ると、ごくわずかながら松浦会長にとっての「残念さ」を孕んでいるようにも感じられるのだ。自社タレントとの良好な関係を維持していることについては素晴らしいの一言に尽きるが、写真からにじみ出る松浦会長の「フランクさ」が、時に、良くも悪くも「大物らしからぬ」風にも見えてしまう。

   特に、浜崎さんと写った2枚の2ショットに関しては顕著だ。「壁ドン写真」では松浦会長は斜め後ろ姿であり、カメラに視線を向けているのは浜崎さんだけ。また、4月18日にアップされた2ショットでは、肩を回しているのは松浦会長ではなく浜崎さん。これらを見ると撮影の際の主導権があたかも浜崎さんにあるようにも見えてしまい、写真の中で松浦会長が浜崎さんの「添え物」になってしまっている雰囲気すら漂っている。

   あえて言うなら、ブルゾンちえみに対する「with B」のような......。

「添え物」になることを厭わない!?

   ただ、松浦会長は所属芸能人のためには、時に、本当に「添え物」になることを厭わない人物であることも事実。

   1996年にエイベックスから発売された相川七瀬さんの5thシングル「恋心」のミュージックビデオには、強盗役の相川さんに銃殺されるコンビニ店員役として松浦会長(当時は専務)が一瞬ながら出演。相川さんに銃撃されてハチの巣にされる様子が収録されているが、その姿はまさにエキストラとしての役割を存分に果たしていると言えるのだ。そう考えると、SNSの投稿の際に松浦会長は、自身の写り方が「エキストラ」的なものになってしまっていても、それを厭わない可能性は十分にある。

   また、最近の松浦会長の動きを見てみると、今後、本人がさらに所属芸能人との2ショットをSNSに投稿していくこともあり得るのではないだろうか。というのは、5月14日に発表されたエイベックスの役員人事で、松浦会長が6月26日に予定されている同社の株主総会で代表取締役会長には留まるものの、CEO職を返上することが公表されたのだ。理由については松浦会長が音楽制作に専念するためとされており、そうなれば、今後、松浦会長と所属芸能人との距離はより縮まることになるであろう。

   そう考えると、松浦会長は今後、CEO職返上と同時に同社の象徴的な存在として制作活動に専念しつつ、原点回帰の証として所属芸能人との2ショットをさらにSNSに投稿していく可能性は、決して否定できないのではないだろうか。

(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)