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霜降り明星・粗品は「昭和の芸人」っぽい? 競輪的中250万円ポンっと寄付

   お笑いコンビ・霜降り明星の粗品さんは、競輪で獲得した約250万円を日本財団(公益財団法人)に寄付したとツイッターで明かし、財団の公式ツイッターも「温かい行動に大変感謝いたします」とコメントした。財団は「新型コロナウイルス緊急支援募金」を募っている。

   無類のギャンブル好きで知られる粗品さんの豪快な行動に、かつての「昭和芸人」を思い出すという声が聞かれている。

  • 霜降り明星のせいやさんと粗品さん(左から、2019年撮影)
    霜降り明星のせいやさんと粗品さん(左から、2019年撮影)
  • 霜降り明星のせいやさんと粗品さん(左から、2019年撮影)

「700万負けてた」が...

   粗品さんは2020年10月18日から競馬や競艇に挑戦したことをツイッターで報告。しかし、消費者金融でお金を工面するも負けが続き、20日には「3日で700万負けた(編注:笑顔の絵文字)これで取り返そーっと(同)」とパチンコに勤しむ様子を伝えていた。

   粗品さんは20日夜に「700万負けてたので、競輪でもう77万負けようとした」と今度は懲りずに競輪に挑戦。その結果、326万4000円の払戻金を獲得し、249万円4000円のプラスとなった。しかし、粗品さんは約250万円を懐に入れることなく、本名の「ササキナオト」名義で日本財団に全額寄付したことを伝えた。

   これに日本財団の公式ツイッターは21日、「粗品様、『新型コロナウイルス緊急支援募金』への2度目のご寄付本当にありがとうございます。未だ新型コロナウイルスの拡大が収まらない中、温かい行動に大変感謝いたします」とコメントを出した。財団が「2度目」と言った通り、粗品さんは今年5月にも競輪で得た105万円を寄付。その際も、日本財団は感謝のツイートを投稿していた。

   粗品さんのギャンブルへの熱中度、そして豪快なお金の使い方に、ツイッターユーザーからは「昭和」を感じるとの声が聞かれた。具体的には、数々のトラブルでメディアを賑わせた故・横山やすしさんを引き合いに出した「昭和にヤッさんあり、令和に粗品あり」という意見や、昭和のお笑い文化に詳しい相方・せいやさんと比べて「せいやとは違う意味で『昭和』っぽい」という指摘もあった。

   ただ、「借金返せなくなった時の事は考えてるんだろうか」「50くらいになった時えらいことになってない?」と、粗品さんの「今後」を心配する声も多く出ている。