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川口春奈「ぐったり写真」からにじむ「飾らない」魅力がインスタ界を変える!?

   女優の川口春奈さん(25)が2020年10月20日にインスタグラムにアップした写真がファンの間で話題だ。

  • 川口春奈さんのインスタグラムから
    川口春奈さんのインスタグラムから
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「目の下のクマやばみ笑」

「4時半起きだった今日。無事撮り終えたっ おつかれ自分!目の下のクマやばみ笑 残念だけどこれがリアル、、これが現実よ、、毎日ドラマ楽しく撮影してます」

   とのメッセージが添えられているのは、川口さんが移動中と思われる車の中で撮影された自撮り写真。「4時半起きだった今日。無事撮り終えたっ おつかれ自分!」と自身をねぎらう言葉が盛り込まれているが、同時に「目の下のクマやばみ笑」との表記もあるため、そこで、写真を見てみると、確かに、川口さんの両目の下には黒々としたクマが影を落としているのが分かる。

   このため、インスタグラムの投稿欄には「それでもかわいいからよし!」といった川口さんを絶賛する声が続々と寄せられる一方で、「顔が疲れてるね」「ちゃんと寝てね」「休める時間はあるんですか?」「顔色悪いのは伝わってくるのでお大事に」と、体調を気遣う声も寄せられる事態となっている。

   川口さんと言えば2020年は、1月にはNHK大河ドラマ「麒麟がくる」への出演を開始したほか、同月31日にはYouTuberデビューを達成し、毎週のように新たな動画を公開。さらには、10月期ではドラマ「極主夫道」(日本テレビ系)への出演を始めるなど、大飛躍の1年だったわけだが、それは同時に、仕事のスケジュールが過密化することでもある。つまり、現在の川口さんは相当、「お疲れ」なはずなのである。そして、それを象徴するかのような写真が、今回投稿されたとあれば、ファンが心配の声を上げるのは当然のことと言えよう。

「グロッキーでも美人オーラ」

   「麒麟がくる」については越年での放送が発表されるなど、まだまだ川口さんのスケジュールが正常化する日は先のことになりそうである。そうなると、今後も今回のような写真が投稿される可能性はあるわけであり、川口さんのファンが気を揉む日々はまだまだ続きそうだ。ただ、その一方で川口さんは以前も、今回のような「ぐったり写真」を投稿し、そして、ファンから絶賛を浴びていたのも事実なのである。

   今をさかのぼること2年。2018年9月16日に、川口さんは乗り物酔いを起こして苦しんでいる最中の動画をインスタグラムにアップし、ファンの間で大きな話題に。動画は「富士急ハイランド」のジェットコースターである「FUJIYAMA」に乗った後の動画で、カメラに向かって川口さんは目と口を半開きにした状態で、一緒に遊びに行った女優の岡本あずささん(28)の肩に、ぐったりと体を預けているのだ。生気のかけらもない川口さんが映っている動画だが、ファンからのコメントは、「グロッキーでも楽しそう」「グロッキーでも美人オーラ」など、なぜかその様子を愛でるかのような表現が多かったのだ。

   また、これより前の同月6日、川口さんは「少しサボっていたキックボクシングに行ったら辛すぎました」としつつ、ジムらしき場所でこれまたグロッキーな表情を浮かべつつ仰向けに倒れている写真を公開。この写真にも前述の動画と同様に、「なにこの素敵な投稿」「かわいいがすぎる」「溜息出るほど、すきです」などの絶賛が相次いでいたのだ。

   このほか、川口さんは翌月の10月2日には、額にできものが出来たとする「肌荒れ写真」をインスタグラムで公開したほか、2019年4月7日には花粉症で苦しむ自らの姿を写した自撮り写真を公開したが、いずれに対してもファンから絶賛が殺到してしまったのだ。これら、自らがグロッキーな瞬間を写した「ぐったり写真」だが、そうであるにもかかわらず、寄せられているコメントは、「飾らない姿が素晴らしいです」などとする絶賛コメントが多数。そして、今回の「ぐったり写真」にも、実は、「アネさん、クマも素敵です」といったコメントが続々と寄せられているのだ。ここから察するに、どうやら川口さんは「ぐったり写真」をアップしてもファンから絶賛されてしまう芸能人のようだ。

本田翼さんも投稿していた!?

   そう考えると、とかく、芸能人の「オシャレな写真」「全力の決め顔写真」が投稿されがちなインスタグラム界において、今後、川口さんの「ぐったり写真」をはじめとする、自らを飾らない写真がブームになる可能性も否定できない。現に、2020年10月15日には、女優の本田翼さん(28)が、「シンプルに散らかりました」とのメッセージを添えつつ、片付いていない自らの部屋の写真をアップし、ファンからは絶賛が続々。これらを見ていくと、「女優の飾らない写真」のブームの萌芽がすでに出始めている可能性は否定できないのではないだろうか。

(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)