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井上尚弥に影響は? リゴンドー対戦相手に「無敗強打者」浮上

   ボクシングのWBA世界バンタム級レギュラー王者ギレルモ・リゴンドー(キューバ)の次戦対戦相手にWBA同級2位マニョ・プラン(ガーナ)が浮上した。プランの母国ガーナメディアが報じた。「3NEWS」によると、プラン陣営は2021年3月の対戦へ向けてリゴンドー陣営と交渉を開始するという。

   リゴンドーに「新たな」対戦相手が浮上した。プランは現在32歳で20勝(17KO)1分けの戦績を誇る強打者。地元ガーナでは次期世界王者として大きな期待がかかっている。プランのマネジャーであるサメッド氏は「これは世界タイトルを獲得する絶好の機会であり、この機会を逃すことはありません」と語っている。

  • 井上尚弥
    井上尚弥
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カシメロは井上とのビッグマッチ望むも...

   リゴンドーの次戦に関しては、WBO世界バンタム級王者ジョンリル・カシメロ(フィリピン)が候補に挙がっており、海外の専門メディアによると今春の対戦に向けて両陣営が交渉に入ったという。カシメロも自身のSNS上でリゴンドーに向けてメッセージを送っており、対戦の可能性を匂わせている。

   リゴンドーは20年2月にWBAのレギュラー王座を獲得して以来、リングに上がっておらず、今回WBAからランク上位のプランとの対戦指令が下された可能性もある。リゴンドーはかねてからWBAスーパー王者井上尚弥(大橋)との対戦を望んでいるものの、実現には至っていない。

   また、カシメロもリゴンドーと同じく井上との対戦を望んでおり、年内の王座統一戦を目論んでいる。井上とのビッグマッチに向けてリゴンドーを叩いて箔を付けたいところだが、リゴンドー陣営が対戦相手にプランを選択した場合、軌道修正を余儀なくされる。いずれにせよ世界のバンタム級戦線から目が離せない状況になってきた。