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舞台「刀剣乱舞」今度は一路真輝 続く元タカラジェンヌ起用...どんな「化学変化」が?

   舞台「刀剣乱舞」の最新作となる「舞台『刀剣乱舞』无伝(むでん) 夕紅の士 -大坂夏の陣-」の追加キャストが2021年1月29日に発表され、キャストビジュアルも解禁になった。高台院役には元宝塚歌劇団・雪組トップスターの一路真輝さんが出演が決まり、29日には刀剣乱舞ファンらの驚きがツイッターのトレンドに上った。

  • 「舞台『刀剣乱舞』无伝 夕紅の士 -大坂夏の陣-」メインビジュアル(C)舞台「刀剣乱舞」製作委員会 (C)2015 EXNOA LLC/Nitroplus
    「舞台『刀剣乱舞』无伝 夕紅の士 -大坂夏の陣-」メインビジュアル(C)舞台「刀剣乱舞」製作委員会 (C)2015 EXNOA LLC/Nitroplus
  • 「舞台『刀剣乱舞』无伝 夕紅の士 -大坂夏の陣-」メインビジュアル(C)舞台「刀剣乱舞」製作委員会 (C)2015 EXNOA LLC/Nitroplus

「三日月宗近」を所有していた高台院

   「无伝夕紅の士 -大坂夏の陣-」は現在上演中の「天伝蒼空の兵-大坂冬の陣-」の続編で、2021年の4月から6月にかけて、同じくIHIステージアラウンド東京で上演予定である。おなじみの刀剣男士に加えて、史実では豊臣秀吉の正室であった高台院役として一路真輝さんが出演する。

   一路さんは1982年に宝塚歌劇団に入団、1993年に雪組トップスターに就任する。雪組はファンから「日本物の雪組」とも呼ばれ、日本物(近代以前の日本が舞台の演目)の上演を得意とする組カラーだ。一路さんもトップ時代に、飛鳥時代が舞台の「あかねさす紫の花」、時代劇の名作「雪之丞変化」などの経験がある。1996年に日本初上演の「エリザベート」で退団したが、同作は宝塚そして東宝でもヒットし、日本の人気ミュージカルに定着した。退団後もミュージカルを中心に活動し、経験は豊富だ。

   昨年の科白劇でも宙組・星組に在籍した元男役スターの七海ひろきさんを舞台・刀剣乱舞史上初の女性キャストとして起用し、その存在感とビジュアルが刀剣乱舞のファンからも好評だった。史実では本作にも登場する名刀・三日月宗近(演・鈴木拡樹さん)は、高台院が所持していた時期があったと伝えられている。経験豊富な一路さんと刀剣乱舞の舞台がどう化学反応を起こすだろうか。

(J-CASTニュース編集部 大宮高史)