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漫画『サマータイムレンダ』完結も... 怒涛のメディア展開に「感情が追い付かない」

   漫画アプリ「少年ジャンプ+」で連載していた「サマータイムレンダ」が、2021年2月1日の更新で最終回を迎えた。

   連載の完結と同時に、アニメ化・リアル脱出ゲーム化・実写化が発表され、ファンは盛り上がりを見せている。

  • 「サマータイムレンダ」1巻(集英社)
    「サマータイムレンダ」1巻(集英社)
  • 「サマータイムレンダ」1巻(集英社)

謎解きイベントに期待の声

   「サマータイムレンダ」は、少年ジャンプ+で連載中の田中靖規氏によるSFサスペンス漫画だ。

   幼馴染・潮の訃報を受けた主人公・慎平は、2年ぶりに和歌山県にある離島・日都ヶ島(ひとがしま)に里帰りする。しかし、海難事故で亡くなったはずの潮の死には不審な点があった。他殺ではないかと疑う慎平だが、その背後には島に伝わる「『影』を見たものは死ぬ」という伝承があった......というストーリーだ。

   17年10月にスタートした本作は、21年2月1日の配信で完結。ジャンプ+に掲載された最終回で、「アニメ化&リアル脱出ゲーム化決定!!」のアナウンスがあった。同ページには「実写化企画も進行中」との文字が。

   作者の田中氏は、「ここまで描き切れたのは、読者の皆様方のおかげでしかありません。3年間、本当にありがとうございました!!さて、ここにきてアニメ化、実写化などうれしいお話が進んでおります!」と感謝のメッセージを寄せている。

   実写化については

「実写化に関しては、つい先日聞いたばかりですので、僕はまだ夢だと思ってます。いつ『あれウソだよ』と言われてもショックを受けない準備はできています」

と綴った。アニメ化に関しては、監督や脚本家などとともに、和歌山県にてすでにロケハンを行ったという。

   謎解きリアルイベントは、物語の舞台となった和歌山県にある離島「友ヶ島」にて2021年夏に開催される予定だ。

   原作の完結から怒涛のメディア展開に、ネット上では驚きつつも盛り上がるファンの声が多い。

「サマータイムレンダもいい終わり方だった~!アニメ化もおめでとう!ジャンプ+は完結後アニメ化パターンが多いね、後は変にアニオリ入れられないと嬉しいな」
「最終回でアニメ化で実写化で......うおお...感情が追いつかない」
「サマータイムレンダも最終話という絶望感。そしてそれらすべてを吹き飛ばす最終話と特報。また情緒が...」

   また、原作に則り和歌山県の離島で開催されるリアル脱出ゲームに関するツイートも目立つ。

「サマータイムレンダのイベント友ヶ島であるのアツすぎ」
「サマータイムレンダの謎解きイベント開催地がよく見たら『和歌山県友ヶ島』って書いてあって『は????』て思って調べたらすげえところにあるな...しかもこんなところを舞台に謎解き?????間違いなく一生の思い出になるやつやん」
「リアル謎解き関係なく一回行きてえ...って思っとったから行くし、謎解きは謎解きで別に行くんや...」

   原作が完結してもますます盛り上がるメディア展開に、期待を寄せるファンが多いようだ。