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「ドラクエXII」気になる発売ハードは? 発表特番で質問飛ぶも...堀井雄二氏「言えないです」

   「ドラゴンクエスト」シリーズの新作『ドラゴンクエストXII 選ばれし運命の炎』の発売が決まった。2021年5月27日、スクウェア・エニックスがシリーズ35周年の記念特番の中で発表した。

  • 発表された「ドラクエXII」のロゴ
    発表された「ドラクエXII」のロゴ
  • 発表された「ドラクエXII」のロゴ

「待ってましたよ!!堀井さん」

   YouTubeのライブ配信「ドラゴンクエスト35周年特番」では、ドラクエシリーズの新情報が次々と明かされた。

   スマートフォン向けパズルアプリ「ドラゴンクエスト けしケシ!」のリリース情報や人気オンラインタイトル「ドラゴンクエストX」の新バージョン追加・オフライン版発売に加え、「ドラゴンクエストⅢ」のリメイクなど、次々に新情報が発表されると、「最後の情報」として番組終盤に一本のプロモーション映像が流れた。

   荒廃した街に炎が放たれると、浮かび上がったのは「XI」の文字だ。さらに1本の炎の矢が走ると、炎で描かれた文字は「XII」に。「人は何故 生きるのか......」とのナレーションとともに、岩石のようなテクスチャの「DRAGON QUEST」ロゴが現れた。

   「DRAGON QUEST XII 選ばれし運命の炎」のタイトルが発表されると、プロモーション映像は終了。スタジオのJOYさんが興奮した様子で「待ってましたよ!!堀井さん、ドラクエ12、正式発表でいいですね!?」と尋ねると、シリーズ生みの親の堀井雄二さんは

「正式発表しましたね。これまで作っているとはちょっとだけは言ってましたけども、正式発表は初めてです」

と笑顔を浮かべた。

   堀井さんは「ちょっと今回、ダークな感じになっていると思うんです。大人向けのドラゴンクエストというか......そんな感じですね」とも明かし、「いろいろと選択肢を迫られる、(自分の)生き方を決めるような......」とゲームの内容にも触れた。

   「実はですね、コマンドバトルを一新しました」とも発言しており、これまでのドラクエシリーズでお馴染みのバトルシステムとは異なるシステムを採用している様子。詳しくはまだ明かされていないものの、従来のドラクエファンがシームレスに楽しめるような「秘策」があると語った。

関連ワードがTwitterトレンドを席捲

   JOYさんが「何のハードで出るんですか?」と尋ねると、場外から「ピピピーッ!!」とホイッスルが鳴った。「いいじゃん!」と憤るJOYさんに、堀井さんも笑いながら「ハードは言えないですね」と首を振っていた。

   対応ハードや発売日は後日発表され、全世界同時発売を予定しているという。

   待望のナンバリング新作の発表に、ネット上は大盛り上がりだ。ツイッターでは「ドラクエ12」「DQ12」を初め、「DQ35th」「コマンドバトル」など、ドラクエ関連ワードがトレンドを席巻している。

「いやー、ドラクエ12きたねぇ 分岐ありでコマンドの仕様が変わる...楽しみ楽しみ」
「『人はなぜ生きるのか...』ドラクエ12をプレイするため!」
「ドラクエ新シリーズ待ってた!!また早朝起きてやり込むぞ。続報はよ」

   また、これまでのシリーズで守られてきたゲームシステムが変わるとの情報に関するコメントも目立つ。

「1番変わらないだろうと思っていたコマンドバトルが一新?!?!?!楽しみだああ」
「ドラクエ12はコマンドバトルを一新ってとこがポイントかな。どうなるだろう」
「コマンドバトル一新って言ってたけどATBくらいしか思いつかない...(中略)...堀井さんのゲームメイクは天才的だから不安はないけど予想がつかない」