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児童5人死傷、無関係企業に勘違いクレーム殺到 事故後に電話数十件...「ノイローゼ状態になりそうです」

   千葉県八街市で2021年6月28日、小学生の列にトラックが突っ込み5人が死傷した事故で、無関係の企業に間違い電話が殺到している。

   同社は対応に追われ、業務に支障をきたしている。

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説明しても納得しない電話相手も...

   事故を起こしたのは、建設会社「南武」(東京都葛飾区)の子会社「南武運送」(八街市)に勤めるトラック運転手の男性だった。

   しかし、親会社と同じ読みで漢字が異なる企業に苦情電話が相次いでいる。

   同社は29日、J-CASTニュースの取材に「間違い電話や無言電話が非常に多く、昨日から頭が痛くてノイローゼ状態になりそうです」と話す。

   事故発生から数十件の電話があり、29日午後以降だけでも10件ほどあった。同社名をネットで検索すると、いわゆるトレンドブログ(トレンドアフィリエイト)やまとめサイトなどが事故を起こした会社だと紹介していた。

「弊社は関係ないと説明したら理解してくださる方もいれば、『いや、なんなんだ』と話がかみ合わない方もいました」

   取引先にも不安が生じており、説明に時間を割く事態にもなっている。警察からの助言を受け、現在は公式サイトで無関係である旨を説明している。