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「服なおしちょって」「よだきいんですよ」 阿部華也子が繰り出す「大分弁」に絶賛「可愛らしい」

   タレントでキャスターの阿部華也子さん(25)が2021年7月31日にYouTubeチャンネル「かやちゃんねる」で公開した動画がファンの間で話題だ。

   タイトルは「大分出身の阿部華也子が大分弁教えるけん!恥ずかしいけど胸キュン大分弁も紹介」で、内容はその名の通り、大分県出身の阿部さんが視聴者に大分弁を教えるもの。だが、その内容に対し、動画のコメント欄には「華也ちゃんと方言の組み合わせは可愛さ倍増する」といった声が集まるなど、実に好評なのだ。

  • 阿部華也子さんのYouTubeから
    阿部華也子さんのYouTubeから
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「そこにでちょん服なおしちょって」

   動画中、「なおす」を紹介する阿部さんは、「そこにでちょん服なおしちょって」と例文を提示。「『服なおしちょって』の場合は『片付けて』っていう意味」「それが(大分県などでは)普通に『片付けて』っていうニュアンスで伝わるんですけど」と明かしつつ、標準語においては「『どこが壊れとんの?』みたいな風に思われるんですよね」と、意味の違いに言及。「それがいまだになおらないんですよ。(この)『なおらない』は合ってるか」「『しまう』って何か、難しい言葉じゃないですか?」と、視聴者に問いかけたのだった。

   「よだきい」を紹介する際は、「とにかくよだきいんですよ、色んなことが」と、ややうんざりした表情で例文を提示。「『面倒くさい』が一番近い表現ですかね」と、その意味を解説。さらには、「しゃーしー」という「うるさい」「騒がしい」という意味の単語については、「あんた、しゃーしー、もう」「言われますね。お母さんとかから」と、自らの経験を引きつつ、その意味を明かしたのだった。

「『ちちまわす』は、ちょっと、あんまりいい表現じゃないからやめよう!」

   この他にも阿部さんは複数の単語を紹介したが、その中でも、本人が意味を解説するのをはばかったのが「ちちまわす」という言葉。同単語がテロップに表示されるや、「『ちちまわす』は、ちょっと、あんまりいい表現じゃないからやめよう!」と力を込めつつ、こぶしを握り締める様子を見せただけで次の単語の解説に移ってしまった。

   「ちちまわす」とは一体何なのか。毎日新聞20年2月29日付(地方版)の記事では大分方言として「ぶん殴る」の意味で取り上げている。マンガ「あたしンち」と作者けらえいこさんの公式ツイッターでは16年11月14日、この日が大分県民の日であることにちなみ「『あたしンち』の両親は大分県出身です」として、作中に「ちちまわす」の単語が登場した場面を紹介。そこでは「『たたく』っていうような...」と説明していた。

   前出の動画で阿部さんは「最近、お仕事がんばっちょんのよな」「がんばっちょんのはしっちょんけん。あんま無理せんようにしてな」といった「大分弁キュン例文」を紹介。このため、動画のコメント欄には「大分弁可愛いらしいですね。また大分弁講座よろしくお願いします」といった声が多数集まるなどしている。

(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)