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なかやまきんに君、筋トレ留学後は「激やせ」「仕事激減」 転機となった決意

   お笑いタレントのなかやまきんに君が2021年8月5日、バラエティー番組「やすとものいたって真剣です」(ABCテレビ)に出演し、"筋肉留学"後にどん底に陥ってしまったことを明かした。

  • なかやまきんに君のインスタグラムより
    なかやまきんに君のインスタグラムより
  • なかやまきんに君のインスタグラムより

トントン拍子でブレイクするも...

   番組では、きんに君の芸歴を振り返った。本人によれば、筋肉キャラで一気にブレークしたものの、キャラクターが被るレイザーラモンHGさんの出現で焦りを感じて2006年に米国留学を決めたという。筋肉にさらに磨きをかけるためだ。

   お笑いコンビ「ザ☆健康ボーイズ」の相方であるサバンナ・八木真澄さんは当時、きんに君の留学に強く反対していたという。「帰ってきたら仕事がなくなることもある」と危機感を伝えたが、それを振り切って単身渡米した。

   八木さんの予想は当たった。2度目の留学からの帰国後は、仕事がほとんど無くなってしまったという。勉強が忙しくトレーニングに時間を割けないため、体重も激減した。

   八木さんは「一番きつかった時は、朝6時ぐらいに僕がランニング行くときんに君が公園に座ってハト見てるんですよ」と回想。「どうなん?」と声をかけると「僕今日から15連休なんです...」と悲惨な言葉が返ってきたと振り返る。きんに君も「2011年からは全然仕事ないです」とうなずいた。

   しかし、「その時は筋肉系のことしかできないので、本来何がしたかったのかなと思ったんですよ。僕が一番好きだったのはボディビルのトレーニング。そこでボディビルをやろうって決めて、その代わり走ったりする仕事ができなくなるけど、自分の好きなことをやろう」と決意。近年は筋トレブームも手伝って、ファンもじわじわと増えている。自身のYouTubeチャンネルは登録者数128万人を数える。

   2021年5月には「第29回東京ノービスボディビル選手権大会」75キロ超級で初優勝を果たし、話題を集めた。