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大谷翔平「売られた喧嘩」を「ガン無視」 「故意死球」も塁上で談笑...振る舞いに「やっぱり大物」

   米メジャーリーグ・エンゼルスの大谷翔平投手(27)が死球を受けた後に見せた振る舞いが「やっぱり大物」だと話題を集めている。

   エンゼルスは2021年9月16日(日本時間17日)、シカゴのギャランティード・レイト・フィールドでホワイトソックスと対戦し9-3で快勝した。

  • 大谷翔平投手(2017年撮影)
    大谷翔平投手(2017年撮影)
  • 大谷翔平投手(2017年撮影)

9回2死走者なしの場面で死球

   大谷は「3番DH」でスタメン出場し、4打数2安打とチームの勝利に貢献したが、9回に右ふくらはぎに死球を受け、相手投手と監督が退場する騒動となった。

   エンゼルス6点リード、2死走者なしで迎えたこの場面で、大谷は打席に入った。

   マウンドのマイク・ライト投手の球は荒れ気味で、2球目が内角への厳しいコースを突き大谷は思わず大きく腰を引いた。3球目はワンバウンドとなり捕手が後逸。そして4球目が大谷の右ふくらはぎを直撃した。

   この死球に対して審判団は協議の結果、「故意」と判断してライト投手に退場を宣告したと報じられている。これを不服として抗議したトニー・ラルーサ監督も退場となった。

SNSでは「たとえ故意ではなかったにしても謝罪は?」

   スタンドからブーイングが飛び交い場内が騒然とするなか、大谷は悠然と1塁に向かい1塁手キャビン・シーツと談笑。大谷はシーツの左肩をもみながら楽しそうに言葉を交わしていた。

   本塁打王争いをしている大谷への死球にツイッターでは「たとえ故意ではなかったにしても謝罪は?」「スポーツマンシップのかけらもない」など怒りの声が上がる一方で、「やっぱり大物」「売られた喧嘩なんかガン無視している感じで良い」と、死球後の大谷の振る舞いを称賛する声も寄せられた。

   また、スポーツ紙の報道によると、試合後にホワイトソックスのラルーサ監督は大谷の死球について故意でないことを主張し、一方エンゼルスのジョー・マドン監督は14日の同カードでエンゼルス投手が3つの死球を与えたこともあり「これは報復だ」と主張したという。