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45位埼玉出身お天気キャスターが魅力熱弁 県内の製造品引き合いに「みんなの朝食を支えている」

   民間シンクタンク「ブランド総合研究所」による2021年度「都道府県魅力度ランキング」で、45位だった埼玉県出身のお天気キャスター・山岸愛梨さんが、出演するウェザーニューズ社のインターネット番組でこのランキングを取り上げ、埼玉の魅力を熱弁した。

   ランキングは2021年10月9日に発表され、話題を集めた。最下位47位だった茨城県の大井川和彦知事が11日に「痛くもかゆくもない」と語った一方、44位だった群馬県の山本一太知事は13日に「法的措置を検討」と発言するなど波紋も広がっていた。

  • 9月21日「中秋の名月」での山岸キャスター(インスタグラムより)
    9月21日「中秋の名月」での山岸キャスター(インスタグラムより)
  • 9月21日「中秋の名月」での山岸キャスター(インスタグラムより)

最下位茨城もフォロー「伸びしろしかないから」

   ウェザーニューズ社がニコニコ動画とYouTubeで生放送している「ウェザーニュースLiVE」に出演している山岸キャスターは、視聴者が書き込むコメントを介してしばしばコミュニケーションを楽しんでいる。

   10月9日の出演中に都道府県魅力度ランキングの話題になると、埼玉県が45位だったことに「中途半端だから47が欲しかったよね。一番美味しくもないし...てとこなんですよね」と47位だった茨城県もフォローし、

「(47位だったら)だってこんなに魅力あるじゃんって!あとは上がるだけだから伸びしろしかないじゃないですか。『伸びしろしかないですから』って茨城のスタッフさんも言ってますよ」
「えー何で茨城いいところ一杯あるのに?ってなるじゃないですか」

と話す。

埼玉県でしか生産されていない「あるもの」

   「45位。こんなに魅力があってまだ伸びしろがあるなんて恐ろしいですよね埼玉って」と山岸キャスターは出身地埼玉の魅力も熱弁するが、魅力として挙げたのは意外なモノだった。

「食パンの袋を留めるあれ、バッグクロージャーっていう名前がついているんですけど、あれ埼玉県だけで作られているんですよ。だから(コメントで)『やーい埼玉45位』って書いた方は全員バッククロージャーを使わないでカピカピのパンを食べてください」

   このバッグクロージャーは米クイック・ロック・コーポレーション社が考案し、国内では埼玉県川口市に置かれている日本法人クイック・ロック・ジャパンが製造している。

   山岸キャスターは番組で「みんなの朝食を支えているのが埼玉県と言っても過言ではないので、皆さんトーストを食べる度に埼玉を思い出し、埼玉に感謝してから『いただきます』を埼玉に向けて言っていただければと思います(笑)」と話していた。

   と45位の結果にもひるまず視聴者をなごませていた。