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鬼束ちひろ容疑者は「自称シンガー・ソングライター」? 朝日新聞が記事修正

   歌手の鬼束ちひろ容疑者(41)が救急車を蹴って逮捕された事件で、「自称シンガー・ソングライターの鬼束ちひろ容疑者」と報じていた朝日新聞は2021年11月29日、「自称」を削除したと発表した。

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「あれだけの実績のある方に...」

   各メディアによれば、鬼束容疑者は28日、東京都渋谷区の路上で救急車を蹴ったとして、器物破損容疑で逮捕された。

   鬼束容疑者は2000年に『シャイン』でデビュー。同年の『月光』が大ヒットし、翌年の『眩暈』が日本レコード大賞作詞賞を受賞した。

   朝日新聞(電子版)は28日、「鬼束ちひろ容疑者を逮捕 救急車のドア蹴った疑い『パニックになり』」の見出しで事件を報じ、「自称シンガー・ソングライターの鬼束ちひろ容疑者」と伝えていた。

   SNS上ではこの表現に違和感が噴出し、脳科学者の茂木健一郎氏は「あれだけの実績のある方に『自称』とつける意味が全くわからない」とツイートした。ジャーナリストの津田大介氏も記事のコメント欄で苦言を呈した。

   記事は29日夕までに修正され、「自称」の部分は削除された。「29日の取材で確認ができたため、容疑者につけていた『自称』を削除しました」と末尾に追記している。