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西川遥輝「巨人移籍説」にOB持論 東京ドームなら「弱点と言われている肩も...」

   プロ野球日ハムの元投手で野球解説者の岩本勉氏(50)が2021年12月5日放送のラジオ番組「ガンちゃんの『世界一面白いプロ野球の番組』」(HBCラジオ)に出演し、日ハムを自由契約になった西川遥輝外野手(29)について言及した。

  • 原辰徳監督(14年撮影)
    原辰徳監督(14年撮影)
  • 原辰徳監督(14年撮影)

「東京ドームだと西川の足も光る」

   番組では12月5日にスポーツニッポン(WEB版)が報じた記事を紹介。記事では巨人がリードオフマン候補として西川の獲得調査に乗り出すと伝えた。

   また、西川が8月に無償トレードで日ハムから巨人に移籍した中田翔内野手(32)と公私で仲が良かったことから互いの相乗効果が期待されるとしている。

   この報道に対して岩本氏は「いいと思います」との見解を示し、その理由に関して次のように説明した。

「東京ドームだと西川の足も光るし、ちょっと弱点と言われている肩もそんなに心配することないかも。サイズがあまり大きくないから球場自体がね」

今季は自身4度目の盗塁王に

   西川は智弁和歌山高から10年のドラフト会議で日ハムに2位指名を受け入団した。プロ3年目の13年に開幕スタメンを勝ち取り、14年には盗塁王のタイトルを獲得。主力としてチームをけん引し、これまでにベストナイン2回、ゴールデングラブ賞を4回受賞している。

   昨オフにはポスティングシステムを申請して大リーグ移籍を目指したものの、夢かなわず日ハムに残留。今季は130試合に出場して打率.233と打撃面では振るわなかったが、24個の盗塁を記録し自身4度目の盗塁王のタイトルを獲得した。

   西川は今季、海外フリーエージェント(FA)権を取得したが、日ハムは11月16日に西川に対して22年度の契約を提示せず保留手続きを行わないことを発表し、12月2日に自由契約となった。

   巨人は18年にFAで丸佳浩外野手(32)を獲得し、昨オフにはDeNAからFAを宣言した梶谷隆幸外野手(33)を獲得した。外野手の戦力補強に余念のない巨人。西川の今後の動向が注目される。