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神戸・三木谷会長が怒りの連続ツイート 日本代表14日間隔離に「話にならん」「頭おかしんじゃない」

   サッカーJ1神戸の三木谷浩史会長(56)が2022年1月12日にツイッターを更新し、政府と日本サッカー協会(JFA)が実施する新型コロナの防疫対策を痛烈に批判した。

   日本代表はワールドカップ(W杯)アジア最終予選を1月27日(中国戦)と2月1日(サウジアラビア戦、ともに埼玉スタジアム)に控えており、試合に招集された国内組は試合後の14日間、隔離措置が義務付けられている。

  • J1神戸・三木谷会長(写真:Motoo Naka/アフロ)
    J1神戸・三木谷会長(写真:Motoo Naka/アフロ)
  • J1神戸・三木谷会長(写真:Motoo Naka/アフロ)

「移動の自由、人権、営業権の侵害だ」

   神戸からはFW大迫勇也(31)が選出される可能性が高く、選出されればJリーグ開幕直前の貴重な時期にチームに合流出来なくなる。Jリーグの新シーズンは2月18日~20日にそれぞれ開幕する。

   三木谷会長は12日午後8時13分に「日本で行われる代表戦に出た選手は2週間隔離しろと『政府』」と『協会』から来た。移動の自由、人権、営業権の侵害だ。海外から来た選手は即練習で、戻って海外で則プレー。頭おかしんじゃないの??」と投稿。

   さらに午後9時10分には「そもそも給与もこちらが払ってるのに、代表に出して拘束。話にならん」と投稿し、続けて午後9時57分の投稿では「そもそも政府に日本にいる人間がサッカーの代表戦に出たというだけで、行動を制限する法律的な権利はないと思う。裁量行政の濫用だ」(原文まま)と怒りを滲ませた。

「他のジャンルで同じことを思ってる人はいるはず」

   三木谷会長の投稿コメントにツイッターでは「本当におっしゃる通り」「まさにごもっとも」と賛同するサッカーファンの声がみられ、「こういう発言力のある人がどんどん言ってほしい」「他のジャンルで同じことを思ってる人はいるはず」などのコメントも寄せられた。

   日本国内では新型コロナ変異株「オミクロン株」の感染が急速に拡大しており、防疫対策として14日間の隔離措置が実施されることになった。

   また、1月21日にはウズベキスタン代表と埼玉スタジアムで国際親善試合を予定していたが、「オミクロン株」の感染防止の水際対策によりウズベキスタン代表の入国が認められず7日に中止が発表された。

   なお、W杯アジア最終予選の2試合(中国戦、サウジアラビア戦)に関しては、政府が公益性と緊急性が高いと判断したため、それぞれ予定通りに実施される。