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フランス語書籍専門書店「欧明社」閉店へ 川端康成も利用、75年の歴史に幕...「残念です」惜しむ声

   フランス語書籍を取り扱う書店・欧明社(東京都千代田区)は2022年1月15日、2月末を持って閉店するとツイッターで発表した。SNSでは「とても残念です」などと惜しむ声が広がっている。

  • 欧明社(Googleマップより)
    欧明社(Googleマップより)
  • 欧明社(Googleマップより)

「長い間の皆様のご愛顧に感謝いたします」

   欧明社は1947年に創業したフランス語書籍専門店。東京・飯田橋に店を構え、フランス語の教材、電子辞書、書籍、雑誌、DVD、文具、映画のチケットなどを取り扱ってきた。公式サイトによれば、蔵書は2万冊、在庫数は6000点以上。作家の川端康成さんや、辰野隆さんも来店したという。

   22年2月末、千代田区の本店を閉店する。同社は21年10月に、千代田区神田駿河台にあったアテネ・フランセ店と、新宿区市ヶ谷にあったリヴ・ゴーシュ店も閉店している。

   欧明社はツイッターと公式サイトで閉店を伝え、「長い間の皆様のご愛顧に感謝いたします」とコメントした。

   ツイッターのリプライ欄では、「未だに信じられません、残念です...」「これからどこでテキストを買えば...」と嘆く声や、「長い間、どうもありがとうございました」などと感謝を伝える声が寄せられた。