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新庄ハムの命運握る「1億8000万円助っ人」 本当に通用する?球団OBが語った「期待度」

    プロ野球の横浜ベイスターズ、日ハムで活躍した野球解説者・高木豊氏(63)が2022年1月19日に公開したユーチューブ動画で、今オフ日ハムに入団した新外国人選手について言及した。

    日ハムは19日までに投手2人、野手2人の計4人の新外国人選手を獲得した。

  • 新庄監督(写真:アフロ)
    新庄監督(写真:アフロ)
  • 新庄監督(写真:アフロ)

昨オフに西川、大田、秋吉を自由契約に...

    投手はジョン・ガント(前ツインズ=29)、コディ・ポンセ(前パイレーツ=27)、野手はアリスメンディ・アルカンタラ内野手(前ジャイアンツ=30)、レナート・ヌニエス内野手(前ブルワーズ=27)が新たな戦力として加わる。1月7日に球団からそれぞれの背番号が発表された。

    新庄剛志監督(49)の新体制となった日ハムは21年11月16日に西川遥輝外野手(29)、大田泰示外野手(31)、秋吉亮投手(32)に対して22年度の契約を提示せず、野球協約第66条の保留手続きを行わないことを発表。3選手は12月2日に公示された保留名簿から外れ自由契約選手となった。

    チームの主軸として活躍してきた西川、大田、秋吉らを「放出」したことで、オフの戦力補強に注目が集まるなか4人の新外国人選手を獲得。今季4選手はどのような活躍を見せるのか。番組では新庄監督の新助っ人に対するコメントを紹介しながら高木氏が独自に分析した。

    メジャー通算24勝のガント投手に関して新庄監督は球団公式サイトを通じて「凄いピッチャーだね」とし、「印象に残ったのは、やっぱりシンカーかな。チェンジアップも凄い、というか面白い動きするね。球種2つが一級品なら、もうそれで充分でしょ」と評価した。

新庄監督「ヌニエス。彼は打つよ。持ってるよ」

    一方の高木氏は「一流のボールが2つあれば勝負にはなってくる。シンカー、チェンジアップがね。シンカーとチェンジアップは似てる球種だからどうなのか分からいけどね。2種類一流のボールがあるということ。新庄監督の言葉を借りると、2種類あると恐らく安定したピッチングはすると思う」との見解を示した。

    また、メジャー通算56本塁打を誇るヌニエス内野手について高木氏は「パワーがありそうだよね。日ハムで一番足りないのはパワーだから。そこら辺で打ってくれると頼もしくなるよね」と期待を寄せ、1億8000万円プラス出来高の年俸(金額は推定)にも触れ、「結構年俸払ってるから期待度はあるよね」と語った。

    新庄監督はヌニエス内野手に関しても球団公式サイトでコメントしており、「ヌニエス。彼は打つよ。持ってるよ」と独特の感性で評価し、「まあ、足はあんまり速くないんだろうけど、一塁手とDHで交互に使っていったら、闘争心に火がつくんじゃないかな。面白い選手になると思うよ」と期待を寄せた。