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新庄ハムは「オフの主役」で終わってしまうのか 江川卓氏が指摘した「開幕後の懸念点」

   プロ野球・巨人の元投手で野球解説者の江川卓氏(66)が2022年1月25日に公開したユーチューブ動画で、日ハムの「ビッグボス」新庄剛志監督(49)について言及した。

   動画は「江川は新庄ビッグボスをどう見ているのか」などのタイトルで公開され、江川氏が独自の視点から新庄監督を分析した。

  • 新庄剛志監督(写真: アフロ)
    新庄剛志監督(写真: アフロ)
  • 新庄剛志監督(写真: アフロ)

「野球ファンではない方が野球に興味を持ち始めている」

   昨年11月の監督就任以来、野球ファンの注目を浴び続けているビッグボス。昨年の秋季キャンプやファン感謝祭などでもパフォーマンスが話題を呼び、ビッグボス自身も積極的にテレビ出演してチームをアピールした。

   江川氏は「新庄さんですけども」と切り出し、「野球ファンではない方が野球に興味を持ち始めている。よく今ワイドショーみたいな中で取り上げるということが結構あって、取り上げられて野球を興味持たれる方もいるのでこれは非常に僕はいいことだと思いますね」と評価した。

   メディア出演だけでなくSNSも駆使して話題を振りまくビッグボスについて「オフの彼のアピールの仕方としてはもう100点満点だと思います」と称賛。その一方で懸念点を指摘した。

「シーズンが始まった時にどうしても野球というのは勝ち負けがあるのであまり勝てなかった時にファンの方がそのままついてきてくれるかというところがひとつ難しいポイントになっていくのかなと思いますね」

「問題はキャンプからシーズンに入った時に...」

   さらに「問題はキャンプからシーズンに入った時にどう変わっていくか。新庄さんの問題ではなくて、ファンの方がついてくるかどうかを見ていきたいところ」との見解を示した。

   江川氏は終始、新庄監督を「さん」付けで呼びリスペクトの念を表し、ビッグボスを球界の新たな旗振り役として大きな期待を寄せた。

   江川氏は「せっかく新庄さんが(監督に)なったので勝っても負けても試合に見に来ていただけるとありがたいなという風には思っています」と締めくくった。注目の日ハムの春季キャンプは2月1日に沖縄でスタートする。