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北京五輪「失格連発」に韓国アスリート激怒 ショートトラック判定に「ただただ腹が立つ」

   北京冬季五輪ショートトラックの判定を巡り韓国アスリートから怒りの声が上がっている。

   韓国メディア「OSEN」(WEB版)は2022年2月8日、北京冬季五輪ショートトラックで偏見的判定が議論される中で韓国のオリンピック選手たちも怒っていると伝え、オリンピアンの怒りの声を紹介した。

  • 金軟景選手(写真:ロイター/アフロ)
    金軟景選手(写真:ロイター/アフロ)
  • 金軟景選手(写真:ロイター/アフロ)
  • 中国選手と接触し転倒する韓国選手(写真:新華社/アフロ)

国民的スター選手の投稿に5万以上の「いいね」

   記事では、女子バレーボールの韓国代表として東京五輪に出場した国民的スターの金軟景(キム・ヨンギョン)が7日にツイッターに投稿した「また失格???!!!!わぁ、頭にきた!!!」とのコメントを伝えた。

   韓国女子バレーボール界の「女帝」として知られる金のツイートは9日16時時点で8万回以上リツイートされ、5万を超える「いいね」が付いている。

   金の他にもオリンピアンがSNSで怒りの声を上げており、「スポーツソウル」(日本語WEB版)はアーチェリーの五輪金メダリストたちのコメントを紹介している。

   東京五輪のアーチェリー競技で3冠を達成した安山(アン・サン)は「やりたいことを全部やってしまえ」と過激なメッセージを送り、男女混合で金メダルを獲得した金済徳(キム・ジェドク)はインスタグラムのストーリーに「非常に恥ずかしいことですね」などのコメントを投稿した。

準決勝では韓国代表2選手が失格

   男子アーチェリーの12年ロンドン五輪金メダリストの呉真爀(オ・ジンヒョク)は「スケート種目のルールはよく分からないけど...判定がどうしてあんなやり方なんだ?ただただ腹が立つ」とストレートに感情を露わにした。

   これらオリンピアンたちの怒りを誘発したのは、7日に行われたショートトラック男子1000メートル準決勝のレースだ。

   韓国代表の黄大憲(ファン・デホン)と李俊瑞(イ・ジュンソ)が別々の組でそれぞれ1位と2位でゴールしたがレース後に失格の判定を受け、これにより2人の中国選手が繰り上がって決勝に進出した。

   韓国オリンピック委員会を兼ねた大韓体育会は試合終了後、国際スケート連盟(ISU)と国際オリンピック委員会(IOC)に抗議の書簡を発送。翌日の8日には北京五輪メインメディアセンターで緊急会見を開き、男子1000メートル準決勝が地元中国に有利な判定だったとして強く抗議した。