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清原和博氏、「キャンプ出禁」解除に感謝 「立浪監督になってくれたおかげです」

   元プロ野球選手の清原和博氏が2022年2月23日に沖縄県那覇市で交通事故に遭った男性を救助したことが話題を呼んだ。読谷村の中日二軍キャンプの視察に向かう途中の出来事だった。 前日の22日に清原氏はYouTubeで動画を配信し、2016年に覚せい剤取締法違反で逮捕・有罪判決を受けて以来初めてキャンプ訪問ができる感謝などを語っている。

  • 清原和博氏(写真:Motoo Naka/アフロ)
    清原和博氏(写真:Motoo Naka/アフロ)
  • 清原和博氏(写真:Motoo Naka/アフロ)

「立浪監督になってくれたおかげです」

   報道によると23日正午頃、清原氏は那覇市内の交通事故現場で倒れていた男性を救助し、救急搬送まで現場に立ち会った。22日に北谷球場で中日一軍キャンプを訪問し、この日は読谷球場で二軍キャンプの視察に向かう途中だった。清原氏にとって8年ぶりのキャンプ地訪問だった。

   中日の立浪和義監督と片岡篤史二軍監督はPL学園で清原氏の2学年後輩にあたる。キャンプ訪問前の22日配信の動画で「やっぱり立浪監督になってなかったら来れなかったし、片岡二軍監督になってなかったら来れなかったし、あの2人のコンビがドラゴンズのユニフォームを着たってことでチャンスをいただけたんで、中日ドラゴンズにも2人にも感謝してます」と話す清原氏。2人の関係を「阿吽の呼吸」「2人のコンビは最強だと思う」と期待する。

   16年の薬物事件以後「球場への出入りは禁止されてました。どの球団からも」という清原氏は、今回「立浪監督になってくれたおかげです」と、キャンプへの「出禁」解除が立浪監督との縁で可能になったのではないかと動画内で話していた。

   他にも「僕が苦しい時期に名古屋に行った時に食事にきてくれたりとか、沖縄でFM沖縄主催の野球教室に誘ってくれたりとか、結構人の見えないところで僕をバックアップしてくれた」と、立浪監督とのエピソードを明かす。

   中日には清原氏とオリックスでチームメイトだった中村紀洋打撃コーチや巨人時代のチームメイトの小田幸平バッテリーコーチ、1989年の「バット投げ」乱闘事件の相手で現在は用具係の平沼定晴氏も在籍する。縁がある中日と清原氏だが、「久々にプロ野球選手が打ってるのを近くで見るんで」と選手のバッティング視察にも意欲を見せ、石川昂弥選手にも「清原2世と言われてるんで、マークしてます」と興味を示していた。