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大阪・関西万博キャラクターに意見続々 「攻めてる」「一番大阪っぽい」最も話題となった候補は?

   日本国際博覧会協会は2022年3月2日、2025年に開催予定の大阪・関西万博のキャラクターデザイン最終候補3作品を公開し、意見の募集を始めた。

   SNSでは現在、各候補にどんな声が寄せられているのだろうか。

  • 大阪・関西万博のロゴ「いのちの輝き」写真:Alamy/アフロ
    大阪・関西万博のロゴ「いのちの輝き」写真:Alamy/アフロ
  • 大阪・関西万博のロゴ「いのちの輝き」写真:Alamy/アフロ
  • 大阪・関西万博キャラクターデザイン最終候補作品

ロゴ「いのちの輝き」を活用した3点

   公式キャラクターは、プロ・アマ問わない個人やグループから1898件の応募があった。デザインについては、すでには発表されていたロゴマーク「いのちの輝き」のデザインやコンセプトとの親和性や協調性などが審査観点となっていた。

   最終候補となった3作品は、いずれもロゴマークを生かしたデザインとなっている。公式サイトではそれぞれ、次のように説明されている。

   候補Aは、「大阪のおばちゃん」から「アメちゃん」を受け取ったことをきっかけに、関西に暮らしているいきもの。ライフワークは、「アメちゃん」で友達を増やすこと。基本デザインは「大阪のおばちゃん」のような赤い生き物が、青い犬のようなキャラを連れている。

   候補Bは、地球・生物・人をイメージした水色の球体がロゴを被ったデザイン。青いキャラクターに目はなく、ロゴを被ることで視覚が生まれ一つのキャラクターになる。「優しく柔らかく支え合う共創・共生社会のシンボルキャラクター」を意図している。

   候補Cの基本デザインは、直立するキャラクターがロゴマークを掲げている。このキャラクターは、「なりたい自分になる」と願いながら日々変化を続けている。定まった形はなく、赤い部分は分裂し、青い部分は自在に形を変えることができる。

最もツイートされたのは候補C

   協会は2日から10日までの間、手紙やウェブサイトでこれらのキャラクターに対する印象などの意見募集を行う。最終審査の参考にするという。

   ツイッターでは、「私が選んだ作品は #大阪・関西万博公式キャラクター候補〇!)」との文言とともに意見を投稿してほしいと呼びかけている。

   J-CASTニュースはSNS分析ツール「ソーシャルインサイト」で、該当のハッシュタグを含む各候補のツイート数(集計期間は2日のみ、いずれもサンプリング値)を調べた。

   最もツイートされたのは、候補Cで約2300件だった。一緒に書き込まれた形容詞は頻出順に「可愛い」「良い」「ほしい」。「(いのちの輝きのロゴが)キモ可愛いで話題になったしブレないで欲しい」「こういう攻めてるデザイン好き。フィギュアにしてほしい」などの書き込みが寄せられた。

   次点は候補Bで、約1200件。「丸いものってかわいい。お口がキュート」「スカイブルーの丸いシルエットが可愛い」と丸い見た目を評価する声が多い。

   候補Aは約500件だった。候補Bと同様、愛らしさを感じた人が少なくなかったようだ。「一番大阪っぽい」「大阪のおばちゃんみたいで親しげがある」といった意見もあった。