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人気Vtuber「桃鈴ねね」、絵のトレース判明で謝罪 所属のホロライブ「チェック体制強化する」

   女性VTuberグループ「ホロライブ」を運営するカバー(東京都千代田区)は2022年3月3日、所属タレント・桃鈴ねねさんが制作したイラストに「一部トレースがあった」とツイッターで謝罪した。同日に本人も謝罪している。

  • 桃鈴ねねさん(公式サイトより)
    桃鈴ねねさん(公式サイトより)
  • 桃鈴ねねさん(公式サイトより)

桃鈴さんが謝罪「度を越してしまった」

   カバーはツイッターで3日、桃鈴さんの制作したイラストについて「一部トレースがあったことが判明いたしました」と報告した。続けて、

「関係者様にはお詫びをし、当該タレントには厳重に注意致しました」

とする。再発防止策として「素材チェック体制」を強化するとし、「ご迷惑おかけし誠に申し訳ございません」と謝罪した。

   桃鈴さんも謝罪文をツイートしたのち、YouTubeのライブ配信でも非を認めた。配信では今回の経緯について、

「自作のイラストを描くにあたって、まだまだ絵を描くことが未熟で技術のない私は、悪気は本当にありませんでしたが、大好きな作家様のイラストのことを思い浮かべ、その結果、そのイラスト自体を参考にしていまい、それが度を越してしまったと思っております」

と説明した。また、

「パクリを行ってしまったという気持ちはなくて、参考にさせてもらおうという気持ちでしたが、その考えは完全に甘く、作家様には大変失礼なことをしてしまったと思っております。もう2度と同じ過ちは繰り返しません」

と伝える。ファンや「イラストレーターの皆さま」など関係者らに向けて陳謝し、「次からは失礼のないように、自分の実力だけで頑張っていけるように日々努力していきたいと思います」と意気込んだ。