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カムカム、ひなたの愛は重かった? 微笑んで放った「言葉」の後...五十嵐は別れを切り出した

   2022年3月8日に放送されたNHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」の中で、主演を務める川栄李奈さん(27)が放ったセリフが視聴者の間で反響を呼んでいる。

   この日の放送では、川栄さん演じる3代目ヒロインの大月ひなたと恋仲で、時代劇の大部屋俳優の五十嵐文四郎(本郷奏多さん=31)が、劇中劇「破天荒将軍」の主演俳優と居酒屋で鉢合わせして絡んでしまい、撮影所から1年間の出演禁止処分に。これをきっかけに、時代劇俳優として大成する夢をあきらめようとするシーンがあった。その際、ひなたが放った「文ちゃんの夢が私の夢や」というセリフに対し、視聴者から「五十嵐には重い」といった声がツイッターに上がったのだ。

  • 川栄李奈さん(2018年撮影)
    川栄李奈さん(2018年撮影)
  • 川栄李奈さん(2018年撮影)

「彼氏の夢が私の夢は、辞める気99%の五十嵐には重いな」

   処分を言い渡された五十嵐はひなたと一緒に撮影所の休憩室へ。入るなり五十嵐は「俺、役者辞めるよ」と切り出すと、父と長兄が経営する会社で働くつもりであることをひなたに説明する。そして、役者人生を終わらせることをきっかけとして自らと結婚し、出身地の東京に来てほしいとひなたに伝えた。

   しかし、ひなたはこれを良しとせず「私言うたやんか。待ってるって。文ちゃんが納得できるまで待ってるって」と役者を続けるよう促す。五十嵐は「来ないんだ。そんな日は来ない。ここにいる限り」「一番大事なものは何かって考えたら、ひなたなんだ」と決意が固いことを明かす。なおもひなたは「嘘言わんといて。私を言い訳に使わんといて。夢から逃げる言い訳に」と食い下がる。そして、「文ちゃんの夢が私の夢や」とほほえんだ。

   しばしの抱擁のあと、ついに決定的なシーンが訪れた。五十嵐はひなたに対し、

「ひなた、もう、傷つけたくない。傷つきたくない。ひなたの明るさが、ひなたの放つ明るさが、俺には眩しすぎるんだ」

と、別れの一言をぶつけた。これに対し、ひなたが驚きの表情を見せると当該シーンは終了したのだった。

   このシーンに対してはツイッターで、

「彼氏の夢が私の夢は、辞める気99%の五十嵐には重いな」
「ひなたは強いし言ってることはもっともだけど、今の五十嵐には重い。男としてのプライドがありひなたを経済的に守れないことが苦しいんだよね」
「文ちゃんの夢は私の夢というのは五十嵐にとって重いし、健全でもない。本来、自分の夢は自分のものであり、自分で叶えるべきものだからだ」

といった声が上がるなどしている。

(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)