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ロシア出身のシャラポワさん、ウクライナ危機に「深く悲しんでいます」 慈善団体への寄付も表明

   女子テニスの元世界ランキング1位でロシア出身のマリア・シャラポワさん(34)が2022年3月9日にインスタグラムを更新し、ロシアの軍事侵攻を受けるウクライナへの支援を呼び掛けた。

   インスタグラムにはぬいぐるみを手に持ってうつむく少女の写真が添付されている。

  • シャラポワさん(写真:REX/アフロ)
    シャラポワさん(写真:REX/アフロ)
  • シャラポワさん(写真:REX/アフロ)
  • シャラポワさんのインスタグラムより

「東京からできるだけ早く通常の状態に戻ることを...」

   シャラポワさんは「私は日々、悲嘆に暮れ、ウクライナで深刻化する危機の影響を受けた家族や子供たちの映像や話に深く悲しんでいます」と苦しい胸の内を英語でつづり、「私は、食料、水、支援キットを提供し、困っている人々を支援するために精力的に活動している団体『セーブ・ザ・チルドレン』の危機救済基金に寄付をしています」と明かした。

   そして「ぜひご参加ください」とファンらにも寄付を呼びかけ、「私は平和を祈り、影響を受けたすべての人々に私の愛と支援を送ります」とのメッセージを送った。

   シャラポワさんの投稿に3月10日11時時点で2万6千の「いいね」が付けられ、英語やロシア語で感謝の言葉や平和を願う声が寄せられた。

   フォロワーからは「セーブ・ザ・チルドレンは素晴らしい選択です」「マリアさん、ありがとうございました」「あなたは賢い」などのコメントが寄せられ、東京に在住しているとみられるフォロワーからは英語で「東京からできるだけ早く通常の状態に戻ることを願っています」とのコメントが寄せられた。

   ロシア出身のシャラポワさんはプロを目指し幼少の頃に渡米。プロキャリアの中で4大大会(全豪・全仏・全英・全米)を5度制し、20年2月に現役引退を発表した。

   現在はモデルや実業家として幅広く活躍している。SNSでの発信力が強く、3月9日現在インスタグラムは422万人、ツイッターは847万人のフォロワーを持っている。