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カムカム、算太・濱田岳は「妹想いの優しいお兄ちゃんでした」 発見された「通帳」に感動広がる

   俳優の濱田岳さんが2022年3月16日放送の連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」(NHK)に出演し、濱田さん演じる算太をめぐって反響を呼んでいる。

  • 濱田岳さん(写真:2019 TIFF/アフロ)
    濱田岳さん(写真:2019 TIFF/アフロ)
  • 濱田岳さん(写真:2019 TIFF/アフロ)

算太の持ち物から「2つの通帳」が発見される

   俳優の上白石萌音さん、深津絵里さん、川栄李奈さんが3世代ヒロインを演じる同作。ラジオ英語講座を題材に、100年にわたる家族の物語をハートフルに描く。

   ※以下ネタバレを含みます。

   濱田さん演じる算太は、初代ヒロイン・安子(上白石さん)の兄。家業である和菓子屋で修行をするもまったく興味がわかず、ある日家のお金を持って姿をくらましてしまう。その後、3代目ヒロイン・ひなた(川栄さん)が働く映画村にダンス振付師「サンタ黒須」として再登場するが、ひなたが安子の孫であることを知りまたも行方をくらまし、前回の放送でるい(深津絵里さん)とひなたと再会している。

   余命わずかだった算太は、るいとひなたとの再会後、静かに息を引き取る。るいは算太の持ち物から、古い通帳と新しい通帳を発見する。古い方はるいの母・安子(上白石さん)とともに和菓子屋再建のために貯めていたもの、新しい方は10年前に作られたもので頻繁に入金されている。

「新しい通帳は、罪滅ぼしのつもりで貯めてたんかな」

   その後、るいの夫・錠一郎(オダギリジョーさん)の提案で、生まれ育った岡山県の雉真家に帰省し、算太の納骨をすることにしたるい。大叔父の勇(目黒祐樹さん)や雪衣(多岐川裕美さん)らと再会し、雪衣から知られざる過去を教えてもらう、という展開となった。

   ときには安子や周囲をふりまわしてきた算太。残された通帳から伝わる彼なりの誠意や、最期まで自分の口から説明せずに旅立ってしまったことに対し、視聴者からは「算太ぁ~ 新しい通帳は、罪滅ぼしのつもりで貯めてたんかな」「感動が止まらんやった。算太... 持ち逃げしたお金を使わず、新しい通帳に、いつか安子に会ったらお詫びの印に返すつもりだったんだね 最後の最後まで、妹想いの優しいお兄ちゃんでした」「結局、自分から語れなかったの、本当に算太らしかったな」「安子とるいを引き離したのが算太だとすれば、ふたたび引き合わせるのも算太であってほしい」「算太...亡くなってしまった... お金使ってなかったんだね...しかも新たに貯めてたとか...泣ける」「誰も悪者を作らないカムカム 心がやさしくなる 古い通帳の預金もそのまま だったのかな...」などと反響を呼んでいる。