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「お笑い第7世代」人気、陰りは先輩芸人のやさしさから? 霜降り粗品が分析

   タレントの陣内智則さんが、2022年3月17日に放送された「アメトーーク! 」(テレビ朝日系)に出演。「第七世代の父」であり、ブームを終息させた「戦犯」だと指摘された。

  • アメトーーク! ツイッターより
    アメトーーク! ツイッターより
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「陣内さんいなかったら第七世代はできてない」

   番組では、「お笑い第七世代 その後...」と題し、お笑いコンビ「霜降り明星」や「EXIT」「四千頭身」「宮下草薙」の4組が出演。ゲストに「第七世代の父」こと陣内智則さんを迎え、当時のブームを振り返るとともに、その後の葛藤などをそれぞれ明かしていく。

   「第七世代」の言葉を生み出したとされる「霜降り明星」せいやさん。「最近、テレビで第七世代という言葉が使われなくなっている」と切り出すと、陣内さんは「貫禄というか、(いるのが)当たり前になったからじゃないの? 売れて」とすかさずフォロー。そんな陣内さんの優しさに、せいやさんは「ホンマ陣内さんは第七世代のお父さんみたいな感じ。ずっと」と感激し、ほかのメンバーも共感する。

   また、「EXIT」兼近大樹さんによると、「陣内さんいなかったら第七世代は実はできてないぐらいな(存在)」と、陣内さんが諸先輩方と多く繋げてくれたと明かす。

   しかしその後、粗品さんが「第七世代を終わらせた人」は陣内さんだと一転。「戦犯」だとしてその理由を「ワーっとボケたり、テレビでスベったときにまあよう聞いたツッコミで『第七世代なぁ~』みたいな処理の仕方、『これが新世代ですね』みたいな感じで処理するのが結構流行って」とし、「僕の記憶が正しければ、芸能界で一番最初にそれやったの陣内さんです」と明かすと、陣内さんは「ウソやろ!パパやで!」と信じられない様子だった。

   粗品さんはそうした陣内さんの対応を、現場が笑いに包まれるためありがたいとしながらも「お笑いの能力の修業にはならなかった。優しすぎた」と分析していた。