J-CAST ニュース ビジネス & メディアウォッチ
閉じる

ジャガー横田中3長男、高校受験で圧迫面接 呼び捨てや「お前」呼び...「ちょっと違うかなって」

   女子プロレスラーのジャガー横田さんと医師の木下博勝さんの長男・木下大維志くん(15)が2022年3月22日に公開したYouTube動画で、高校受験で「圧迫面接」を受けたことを明かした。

  • ジャガー横田さん(左)と木下博勝さん(写真:Yosuke Tanaka/アフロ)
    ジャガー横田さん(左)と木下博勝さん(写真:Yosuke Tanaka/アフロ)
  • ジャガー横田さん(左)と木下博勝さん(写真:Yosuke Tanaka/アフロ)
  • 木下大維志くん(右)と木下博勝さん。ホワイトボード右に受験した高校を書いている。YouTube「ジャガー横田ファミリーチャンネル」の動画より

「問題めっちゃ簡単でした。はっきり言わせてもらうと」

   2月から高校受験に挑んでいる大維志くんは、インスタグラムやツイッターでその結果をたびたび発信。10校受験し、9校不合格、1校合格という結果だったとしていた。

   大維志くんと父の博勝さんは「JJ壮絶受験の全貌Part 2」と題した動画で、受験にまつわるエピソードを明かした。大維志くんは、偏差値40台~60台の都立高校と私立高校を受験したという。

   博勝さんは「偏差値だけじゃないんですけども」と断りを入れつつ、偏差値49の学校を大維志くんの普段の成績から考え「まずここは落ちないでしょう」と滑り止めとして選んだとした。5校目に受験した学校だったという。

   「なんとここで、恐ろしい目に遭ったんですね」と語る木下さんに、大維志くんは

「一応ちゃんと詳しい内容を言うと、正直ここ(3校目の受験)くらいからニュースになり始めたんですよ。私立とか都立のところの合格発表の話を入れて、その中に自分の感想を入れたのが結構ニュースになり始めたのはこのくらいです」

と補足した。同校で出題された問題は、大維志くんの体感では最も簡単だと感じたという。

「問題めっちゃ簡単でした。はっきり言わせてもらうと。やっぱ(偏差値)49かなって感じ」
「全体だったらマイナス5点くらい......最低でも。(300点中)295点とか取れてると思う」

   大維志くんは、解説のために置かれたホワイトボードに記された「圧」の文字を指し「圧迫(面接)だったんです」と語った。

「最終的に『木下』。で最後は『お前』」

「私立は全部面接あるんですね。いつも通り行こうかなと思ったら、最初は普通に『お座りください』と言われ、『失礼します』って言って入ったんですけど、態度急変」

   面接のため部屋に入った後、面接官の態度が急変したという。

「まず『名前言ってもらっていいっすか』って、そんな感じ。高圧的な感じで、こんな人もいるんだ、とか思いながら......そっからどんどんヒートアップしていって、最終的には『もちろんウチのパンフレット見ましたよね!?』と確認されたんですよ。『ウチが最も大切にしている学習カリキュラムを説明してください』と」

   博勝さんも「ええ、いきなりそんなこと?!」と驚いた様子だ。大維志くんはこう続けた。

「当然、ここまで勉強しかしなかったんでパンフレット見る時間なかったの。(受験した学校)全部そうなんですけど。それで、『わかんないです。ちょっと勉強不足で』とか言ったら、『あ、わかりました』って言って」

   学校からの質問に上手に答えられなかった後、別の面接官からも憮然とした話し方などにより圧を感じたという。

「(面接官は)2人いたんですよ。その反対の方は結構普通な感じで聞かれたんですけど、今度はなんか理攻め? 突っ込んでくるんですよ。(大維志くんが)適当なこと言わないようにか。結構細かいとこまで言って、それに答えられなかったんですよ。『ちょっとあんまりそこまでは考えて......』と。『あ、はい。わかりました』とか言って、終わったんですよ」

   博勝さんが「そして呼び捨てまで」と言うと、大維志くんは「ああ、そう。忘れてた」と新たなエピソードを明かした。

「名前が最初『木下くん』で、次『あなた』。そこまでは普通かなと思ったけど、最終的に『木下』。で最後は『お前』。『お前』までいったんですよ。そこはちょっと違うかなって」

   博勝さんは「そこまでね、まぁなんか嫌われたんでしょうね」と苦笑すると、大維志くんは「影響あったと思いますよ、やっぱり」と同意した。

「どういう学校なんだ本当に」

   大維志くんと博勝さんは、過去のインスタライブでも圧迫面接を受けた経験について語っている。YouTubeで17日にアーカイブ動画を投稿しており、博勝さんは大維志くんが「学力的にはどう考えても達している学校」にも不合格を出されてしまったことに悩み、母親のジャガー横田さんとともに涙したこともあるという。

   博勝さんは、「もちろん学校の方針っていうのもよくわかりますよ」と前置きしつつ、学力的には申し分ないはずの大維志くんを「どうして本当に落とすのかね」と肩を落とした。

「よっぽど変なこと言ったなら別ですよ。今詳しく言いませんけど、中学3年生に大人が寄ってたかってね、圧迫面接をするっていうのはどうなんですか? 定員割れしてる学校ですよ。どうしてそんなことするんですか。本当に不思議です」

   博勝さんは、息子に対する面接官の態度に疑問を感じたとした。

「もちろん息子に原因があるっていうならそれを教えてほしいです。面接の時によっぽどひどいことを言ってしまったとか、そういうことだったらなんとなく理解もできますけど、そこの学校はこうです。最初は『木下くん』とか、名前で呼んでくれたそうです。そのうち『おい木下』、最後には『お前』。こういう風に面接の時にうちの息子に呼びかけたそうです」

   博勝さんは、自身も面接官として学生と接することがある立場から、面接官の態度は理解できないとした。

「僕も実際に入学試験の面接官をやっておりますので、よくわかってるつもりですけど、決して受験者の方に『お前』とか呼び捨てにしたことはありませんし、そんなの見たことも聞いたこともありません。どういう学校なんだ本当に」

   息子だけでなく、他の生徒に対しても取るべき態度ではないと憤った。

「受験者ですよ。まだ入学してもいない生徒に『おい木下』『お前』そんな風にいう試験監督どうなんですか。試験官。そんな学校ありでしょうか。これ自分の息子でなくてもね、他のお子さんであってもそんなことをいう試験監督の人、もう一度考え直してほしいと思います。疑問です」