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「カムカム」虚無蔵の頭ポンポンに反響 「しみじみ良いシーン」「感動を頂きました」

   2022年3月28日放送の連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」(NHK)で、俳優の松重豊さん演じる大部屋俳優・伴虚無蔵の「頭ポンポン」シーンに感動の声があがっている。

  • 写真:アフロ
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ハリウッドで鍛錬をした弟子・五十嵐と再会

   俳優の上白石萌音さん、深津絵里さん、川栄李奈さんが3世代ヒロインを演じる同作。ラジオ英語講座を題材に、100年にわたる家族の物語をハートフルに描く。

   ※以下ネタバレを含みます。

   松重さん演じる虚無蔵は、日本の時代劇を支えてきた大部屋俳優。殺陣の技術は一流で「斬られ役」として一目置かれる存在であり、3代目ヒロイン・ひなた(川栄さん)の元恋人である五十嵐文四郎(本郷奏多さん)にとって、師匠のような存在だ。

   俳優を諦めた五十嵐との別れから約10年の月日が経った頃。時代劇「サムライベースボール」を製作するため来日したハリウッドチームの一員として、五十嵐が姿を現す。どうやら、五十嵐の殺陣の経験が映画に活かせると踏んだ監督が、五十嵐をアシスタントアクションコーディネーターに抜擢。映画の出演者を選出する大規模オーディションのため、チームとともに来日したのだ。

   虚無蔵を見かけるなり「虚無蔵さん! ご無沙汰しております」と走り寄る五十嵐。虚無蔵は「文四郎、久しいな」と声をかけ、五十嵐の飛躍について「鍛錬を怠らなかった証だ」と称賛。頭を優しくポンポンすると、師匠に認めてもらったと五十嵐は照れ笑いを浮かべて喜ぶ。その後、虚無蔵はオーディションを受けないことを告白。その理由は、「拙者は時代劇が栄えてくれればそれでよいのだ」と虚無蔵らしいものだった。

   弟子の五十嵐と10年ぶりに再会し、飛躍を喜んだ虚無蔵。普段は物静かな佇まいで、言葉少なげな様子だが、今回見せた「頭ポンポン」シーンをめぐり、視聴者からは「今朝の虚無蔵さんの頭ポンにキュンとした人は多いはず...」「虚無蔵さんが松重さんで良かったなあぁ。しみじみ良いシーン」「感動を頂きました」などと反響があがっている。

   番組公式ツイッターも「師匠からの頭ポンポン。。何よりのご褒美ですよね...(泣いた顔文字) 虚無蔵さん、弟子の活躍、誇らしそうでしたね」と振り返っている。