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大谷翔平、MLB公式「必見選手」で1位に 「謎の存在」鈴木誠也も14位にランクイン

   米プロ野球MLB公式サイトが2022年4月5日、「今季見るのが待ち切れない選手」としてエンゼルスの大谷翔平選手(27)を1位に選出した。

   同サイトに寄稿する7人の記者が東、中、西の3つの地区からそれぞれ1人ずつピックアップする方式で21人が選出され、今季から大リーグに参戦するカブスの鈴木誠也選手(27)もランクインした。

  • 大谷翔平選手(編集部撮影)
    大谷翔平選手(編集部撮影)
  • 大谷翔平選手(編集部撮影)

米記者「大谷のような人はいない」

   記事は「2022年にメジャーで『必見』の選手は誰ですか?」との問いかけで書き出され、「必見」の選手とは、才能があり数字を残しているだけではないとし、存在感があり人々の注目を集め喜びを与えるような選手だと説明している。

   選出された21人それぞれに寸評がついており、堂々の1位に輝いた大谷についてデビッド・アドラー記者が受賞理由を説明した。

   アドラー記者は「今日の球界で見るべき選手を1人選ぶなら大谷しかいません」とし、「大谷が昨シーズンの同じ試合の中で投手として時速100マイル(約160キロ)の速球を投げ、450フィート(約137メートル)の本塁打を打ったのを目撃したことほど素晴らしいことはなかった。大谷のような人はいない」と評した。

   一方、今年3月に広島からカブスに移籍した鈴木は14位にランクイン。大リーグでの実績はないが日本での活躍が期待感につながっているようだ。

今季大リーグ参戦の鈴木は「謎の存在」

   アドラー記者は「鈴木がメジャーリーグで何をやってくれるか誰にも分からないので彼は必見の選手です」と評し、鈴木が昨年38本の本塁打をマークしたことなど日本球界での活躍に言及した。

   そして鈴木はまだ大リーグでプレーしていないので謎の存在だと指摘しつつ、「誰がこの謎を無視することができだろうか」と続けた。

   また、大谷に次いで2位に入ったのはブレーブスのロナルド・アクーニャJr(24)。3位には昨季大谷と本塁打王争いを演じ48本をマークして本塁打王に輝いたブルージェイズのブラディミール・ゲレーロJr(23)が入った。