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「I"s」主人公に「お前何してんねん!」 伊織もえ、桂正和を前に芸名由来の「伊織ちゃん」愛爆発

   コスプレイヤーの伊織もえさんが2022年4月26日、「40th Anniversasy 桂正和 ~キャラクターデザインの世界展~」(東京・池袋サンシャインシティ)開催に先立って行われた記念トークショーに出席し、「伊織もえ」命名のエピソードなどを語った。

   本展は「電影少女」「I"s(アイズ)」などのヒット作で知られるマンガ家の桂正和さんの画業40周年を記念した企画展で4月27日から5月8日まで開催される。26日には先行内覧会と桂さん・伊織さん・よきゅーんさんによるトークショーが行われた。

  • 伊織もえさん
    伊織もえさん
  • 伊織もえさん
  • 左からよきゅーんさん・桂正和さん・伊織もえさん
  • 桂正和さんの代表的な作品とイラストが集結した「40th Anniversasy 桂正和 ~キャラクターデザインの世界展~」

「パンツのシワがすごく好きです」

   伊織さんは「I"s」のヒロインキャラクター・葦月伊織の制服姿で登壇。「(桂)先生の横で伊織ちゃんのコスプレをして立たせていただくなんて感無量です」と話し、「I"sの伊織ちゃんが好きで、名前を無許可で使わせていただいていたので...めちゃめちゃうれしいです」と芸名の由来と桂さんの作品の大ファンであることを明かすも、桂さんに「本当ですか?」と突っ込まれて「先生すぐ疑ってくる!」とよきゅーんさんとともにツッコミを返す。

   トークショー終了後の報道陣の取材の中で、伊織さんはさらに「I"s」と葦月伊織への愛を語る。「最終的に一貴(主人公の瀬戸一貴)と伊織ちゃんがくっつくんですけど、伊織ちゃんが好きすぎて一貴に『お前何してんねん!』って言いたくなっちゃうくらいに、本当にキャラクターが存在していたらこういう思考になったのかなって想像できる動きをしているのと、デザインも私服でもすごく細かく描かれてて...。あと個人的にはパンツのシワがすごく好きです」とマニアックなこだわりまでも明かした。

偶然が重なった「伊織もえ」誕生

   「伊織もえ」の「伊織」命名の経緯は、「コスプレを始めた時にコスプレネームを作ろうと思って友人に相談したら、3つくらい出してくれた名前の中に『伊織』があって。『私伊織ちゃん好きだから伊織にする!』って駅のホームで『伊織』に決めました」と明かした。もっとも、その友人は「I"s」を意識していたわけではなく、「やわらかい名前にしたいなと私が言ったから『伊織』が出てきたのかな」という。

   「偶然の重なりで『伊織もえ』っていう名前ができたのかもしれないですけど、こうやって伊織ちゃんの衣装を着て先生の隣に立てるよって5年前の私に言っても絶対信じなかったと思います。そんなの嘘だよって思っただろうし、めちゃめちゃ嬉しいです」とこの日の感想を語った。

   また「そんなにこだわりはないんで、どんどん使って!」と桂さんからも芸名を「公認」され、「正直、さんざん雑誌の表紙とかをやらせていただいて、勝手に『伊織もえ』を使いまくっていたので、怒られたらどうしようかなと思っていたんですが、改名しなきゃいけないのかなって思っていたら、先生がお優しくてよかったです。ありがとうございます!」と感謝と喜びを伝えていた。

(J-CASTニュース編集部 大宮高史)