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ディズニーの花火が「地上近くで暴発」?動画拡散 心配の声相次ぐも...運営「安全を確保して打ち上げた」

   東京ディズニーリゾート(千葉県浦安市)で打ち上げられた花火のうち、一部が低空で上がって怖かったと、ツイッターに動画が投稿されて拡散している。

   運営会社のオリエンタルランドは、事実を認め、原因を調査している。「安全を確保して打ち上げた」と説明し、ケガ人はなかったとしている。

  • 10日に行われた花火の公演(音夢@justDisneyLoverさん投稿の動画から)
    10日に行われた花火の公演(音夢@justDisneyLoverさん投稿の動画から)
  • 10日に行われた花火の公演(音夢@justDisneyLoverさん投稿の動画から)

ディズニー・ライト・ザ・ナイトの終演近くで

   ディズニーの音楽が流れる中、夜空に花火の大輪が次々に打ち上がる。

   ディズニーランドとディズニーシー共通で、2022年5月10日の20時30分から行われた公演「ディズニー・ライト・ザ・ナイト」だ。

   ところが、いくつかのツイッター投稿によると、5分間の公演の最後の方で、一部の花火が地上近くに上がった。動画も上げられており、それを見ると、輪はくっきりと見えていて、打ち上がる前の爆発ではなさそうだ。

   とはいえ、それ以外の花火は、通常の高さで上がっており、地上近くで打ち上がったため、ケガ人は出ていないのかと心配の声が次々に寄せられた。

   この花火のカスが散らばって、目に入ったりするなどして救護室行った人がいる、との真偽不明の情報も流れた。

   打ち上げた花火で、何か事故でも起きたのだろうか。

   この点について、オリエンタルランドの広報部は11日、J-CASTニュースの取材に次のように説明した。

「安全対策は十分に取っている」として、公演は続ける考え

「一部の花火が低空で開いたのは、事実です。花火の打ち上げは、法律に則った保安距離を保ち、パーク独自の規制範囲を設定して、安全を確保したうえで行っています。原因については、調査中です」

   来園したゲストや会場のスタッフには、花火によるケガ人は出ていないとした。花火のカスが目に入ったという人は聞いておらず、花火を原因とした救護室の利用はなかったという。

   花火の公演は、ディズニーリゾートの運営状況に合わせて、2021年1月8日から休止していたが、準備が整ったとして、同年12月1日から再開していた。

   「パークの裏側といった運営面の詳細は控えさせていただきますが、安全対策は十分に取っています」としており、風などの影響がない状況なら、今後も公演を続ける考えを示した。

   (5月11日19時追記):オリエンタルランドの広報部からコメントを訂正したいと申し入れがあり、一部を書き替えました。

(J-CASTニュース編集部 野口博之)