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「映倫が審査拒否」映画告知はウソだった 公式が否定「マジレスするのもどうかと思いますが...」

   映画倫理機構(映倫)が2022年5月18日、「審査拒否」疑惑をツイッターで否定した。

   同日には、「プロット段階で映倫が審査拒否」などとうたったホラー映画の情報が解禁されていた。

  • 映倫の公式ツイッターより
    映倫の公式ツイッターより
  • 映倫の公式ツイッターより
  • 「オカムロさん」公式サイトより

「脚本やプロット段階で『審査拒否』することはありません」

   公開される映画の内容を審査し、年齢によるレイティングなどを行う映倫は18日、「宣伝部さんのおっしゃることにマジレスするのもどうかと思いますが」と前置きして、公式ツイッターに以下のように投稿した。

「映倫はそもそも表現の自由を護るために在りますので、脚本やプロット段階で『審査拒否』することはありません。それをしたら『検閲』になってしまいます」

   続くツイートでは、「あがってきた脚本に対して『こういう表現をしたら【R15+】区分になりますよ』とか『【PG12】区分を希望されるのならばこういう演出は控えてくださいね』といった打ち合わせは申請者の方々と行っています」と実際の打ち合わせの様子を明かしている。

   この日には、雑誌などで知られるサイゾーが手掛けたホラー映画「オカムロさん」のティザービジュアルなどが発表されていた。その中では、

「プロット段階で映倫が審査拒否と上映禁止警告を受けた日本都市伝説史上最大のタブー、禁忌の完全映画化」

などのコピーが書かれていた。

   映倫の投稿は、このコピーを受けてのものとみられる。