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中日・中村紀洋コーチ「2軍行き」は「本当に何もない」 デーブ大久保が立浪監督との電話明かす

   プロ野球楽天の元監督で野球解説者のデーブ大久保氏(55)が2022年5月23日にユーチューブチャンネルを更新し、中日・中村紀洋1軍打撃コーチ(48)の配置転換に関して立浪和義監督(52)に電話取材したことを明かした。

  • 中日・立浪監督(写真:YUTAKA/アフロスポーツ)
    中日・立浪監督(写真:YUTAKA/アフロスポーツ)
  • 中日・立浪監督(写真:YUTAKA/アフロスポーツ)

立浪監督「本当に何もないです」

   日本野球機構(NPB)は5月23日に中村1軍打撃コーチと波留敏夫2軍打撃コーチ(51)の入れ替わりを公示。セ・パ交流戦直前の配置転換にインターネットでは立浪監督との確執やトラブルがあったのではないかなどの憶測が飛び交った。

   球界関係者やメディア関係者などから連絡を受け中村コーチの配置転換を知ったという大久保氏は、動画の中で立浪監督に直接電話をして真意を聞いたことを明かした。

   大久保氏は立浪監督に「単刀直入に何かあったの?」と質問すると、「デーブさん、何もないです。トラブルがあったとか、人間関係だったりとか、本当に何もないです」との答えが返ってきたという。

   また、大久保氏は中村コーチと長年の付き合いがある立浪監督が中村コーチの手腕を買ってチームに招へいしたと説明し、「(中村コーチに)もっともっといいコーチになってもらう時間を取りたいのかなと僕は感じました」と私見を述べた。

「コーチとして色々な勉強をしてもらいたい」

   立浪監督との電話でのやりとりの中で、大久保氏に対して「嘘は言いません。何もあったわけじゃありません」と明言し、「コーチとして色々な勉強をしてもらいたい」と語ったという。立浪監督の意向に大久保氏は「非常に前向きないい入れ替えですね」との感想を漏らした。

   動画の中で楽天監督時代に経験したコーチの入れ替えについて語った大久保氏は、「中村紀という人間にトラブルがあったわけではない」と改めて言及し、阪神で打撃コーチの経験を持つ片岡篤史2軍監督(52)の下で再度コーチの勉強をする良いタイミングであるとの見解を示した。

   チームは5月23日時点でリーグ4位につけ、セ・パ交流戦が開幕する24日からは本拠地バンテリンドームで西武と3連戦を予定している。