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2軍落ちの巨人・横川凱は「1軍で投げるところまでいってない」 堀内恒夫氏持論「でも、まだいい」

   プロ野球巨人の元監督で野球解説者の堀内恒夫氏(74)が2022年5月30日にブログを更新し、29日に札幌ドームで行われた日ハム戦に登板した巨人・横川凱投手(21)と畠世周投手(28)について言及した。

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横川、畠ともに出場選手登録抹消

   日ハム戦に先発した横川は初回と2回にそれぞれ1点を失った。4回には先頭・今川優馬外野手(25)に四球を与えるとアルカンタラ内野手(30)、宇佐見真吾捕手(28)に連続安打を許し無死満塁となったところで降板した。

   横川の後を継いでマウンドに上がった畠は、杉谷拳士内野手(31)、松本剛外野手(28)、上川畑大悟内野手(25)に連続タイムリーを許し、清宮幸太郎内野手(23)から三振を奪ったところで降板した。畠は打者4人に対して3安打1失点。チームは2-7で敗れた。

   横川、畠ともに5月30日に出場選手登録を抹消された。

   堀内氏は今季初先発で4回途中5失点の横川に対して「先発の横川凱はスピードしかりコントロールしかりまだ1軍で投げるところまでいっていない」と評し、「でも、まだいいんだよ。彼は2018年大阪桐蔭高校からの入団で21歳ちょうど大学4年間の時間を使ってみっちり鍛える期間だからね」と続けた。

「ちょっと休ませた方がいいと思ったよ」

   そして畠に関しては「あれだけのいいボールを投げられるのになんで打たれるのか。本来昨日みたいな感じで打たれるようなそんなピッチャーではないよ」とし、「俺はね『疲れ』だと思うんだ」との見解を示した。

   畠は今季リリーフとして21試合に登板し2勝1セーブ5ホールド、防御率3.38の数字を残している。5月22日の阪神戦では4点ビハインドの5回から3イニングを投げ1安打無失点に抑えた。

   堀内氏は畠の疲労について「まだ5月で?と思うかもしれない。でもね、彼の場合は負け試合でも勝ち試合でも両方で投げてるからね」と指摘し、「ちょっと休ませた方がいいと思ったよ」と気遣った。

   チームは5月24日から開幕したセ・パ交流戦で3勝3敗と勝率5割をキープ。リーグでは首位ヤクルトと2ゲーム差の2位につけている。31日からは本拠地・東京ドームでソフトバンクと3連戦、6月3日からはロッテとの3連戦を予定している。