J-CAST ニュース ビジネス & メディアウォッチ
閉じる

銚子電鉄の「もんだい」解決するのか きゃりー、6期ぶり黒字に「おめでとうございます!!!」

   歌手のきゃりーぱみゅぱみゅさん(29)が2022年7月1日、銚子電鉄の公式ツイッターアカウントに対して祝福の言葉を寄せた。

  • きゃりーぱみゅぱみゅさん(2019年撮影)
    きゃりーぱみゅぱみゅさん(2019年撮影)
  • きゃりーぱみゅぱみゅさん(2019年撮影)

「銚子電力の動力は電気でのみではございません」

   この日の11時台、きゃりーさんは「おめでとうございます!!!」の祝辞を添えつつ、銚子電鉄のツイートを引用リツイート。引用されたツイートでは、同社が6期ぶりの黒字を達成したことが明かされ、竹本勝紀社長が登場する動画がついている。動画で竹本社長は、

「税引き後利益は21万円と僅少ではございますけれども、本当に多くの方のご支援あっての黒字計上ということで、大変勇気づけられております。銚子電力の動力は電気でのみではございません。皆様の熱い応援こそが、私共の原動力でございます」

と、黒字化についての感謝の言葉を述べている。21年度の決算は、鉄道部門は定期券の運賃収入が減り、売上高が前年度比1.2%減の7764万円と振るわなかった。ただ、名物の「ぬれ煎餅」や「まずい棒」などの物販部門は好調で、売上高が同13.3%増の4億5066万円だった。両部門を合わせた売上高は10.9%増の5億2829万円。純利益は21万円だった。

4月から「問題だらけの『もんだいがある』きゃりー電車」運行中

   今回、銚子電鉄の6期ぶりの黒字化を祝福したきゃりーさんは同社とは浅からぬ因縁があった。4月29日、同社はきゃりーさんとのコラボレーションとして、「問題だらけの『もんだいがある』きゃりー電車」の運行を開始(不定期運行)。20年度まで5期連続で赤字を計上するなど「問題がある」経営状況と、きゃりーさんが15年に発売したシングル「もんだいガール」を引っ掛けるという自虐ネタが話題を呼んだほか、22年5月18日にはきゃりーさんが実際に乗車した。

(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)