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ちむどんどん矢作に「お前が主人公だ...!」 信頼の言葉で改心、「絶対辞めねぇ」宣言に視聴者胸熱

   2022年9月8日放送のNHK連続テレビ小説「ちむどんどん」で、料理人の矢作(井之脇海さん)の好感度がうなぎ上りになっている。

  • 矢作を演じる井之脇海さん(写真:Pasya/アフロ)
    矢作を演じる井之脇海さん(写真:Pasya/アフロ)
  • 矢作を演じる井之脇海さん(写真:Pasya/アフロ)
  • 矢作を演じる井之脇海さん(右)と、智を演じる前田公輝さん。NHK連続テレビ小説「ちむどんどん」のインスタグラム(nhk_chimudondon)より

暢子「うちは矢作さんを信じてる!」

   同作は、まだアメリカ統治下だった沖縄の「やんばる地域」を舞台に始まり、主人公・暢子(黒島結菜さん)がふるさとから料理人を目指すストーリー。現在は、東京・銀座のイタリアンレストラン「アッラ・フォンターナ」で約7年の修業を終え、自身の沖縄料理の店「ちむどんどん」をオープンさせている。

   ※以下、ネタバレを含みます。

   オープンから2か月が経ったころ。経営が立ち行かなくなり、味を見直すため休業を決めた暢子。ある日、融資を受けている信用金庫に支払う40万円を店に置き忘れ、紛失してしまう。幼馴染の智(前田公輝さん)は「泥棒がそう簡単に改心するわけ...」と、前科のある矢作を真っ先に疑う。しかし暢子は「うちは矢作さんを信じてる! お金とかお店とかよりもそっちのほうが一番」と反発する。

   結果的に失くした現金は、発見した矢作が不用心に思いレジの中に入れていたことを明かし、すぐに発見されるのだが、暢子と智のやりとりを店先で聞いていた矢作は、自分を信頼してくれた暢子に今後もついて行こうと決意する。

「ヨシ、矢作さんを主人公にしよう」

   暢子は矢作に今月以降の給料の支払いが厳しいことを説明した上、「うちの甘い見通しのせいで、矢作さんをこのまま引き留めることはできません」と神妙な面持ちで申し出る。以前、矢作が給料の未払いが発生したら即日辞職すると宣言していたからだ。

   矢作が「店を立て直すのに俺は要るの? 要らないの?」と質問すると、暢子は「矢作さんが辞めてしまったら、お店を立て直すことも営業することも無理だと思います」と答える。それを聞いた矢作は「なら辞めねぇ。この店に残る」「俺は明日からもここで働く。ただし一刻も早く店を立て直すこと。もちろん、俺にできることはなんでもする」とこれまでの態度を一変。その後、和解した智との酒の席で、暢子のことを「頼りない船長」とイジりつつも、「絶対に辞めねぇ。いつか、あの店を流行らしてみせる」と息巻くのだった。

   給料はしっかりと払ってもらうことを条件として働いていた矢作だったが、給料は二の次にしてまずは店と暢子を支えようと決心する「胸熱」展開に対し、視聴者からは「ヨシ、矢作さんを主人公にしよう」「矢作! 好きだ! 今日からの残り3週間はお前が主人公だ...!」「過ちは取り返しが付かない。 でも、許される有難さと信頼される喜びを知って、色々吹っ切れたのかも。 今後もしっかり『頼りねぇ船長』を支えないと!」「矢作さんがいる限り 『ちむどんどん(食堂?)』は安泰です 私は矢作さんを信じます」「矢作君の好感度が爆上がりしすぎて もう主人公でいいんじゃないか? という結論に我が家は達しました」などと大きな反響を呼んでいる。