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韓国に大敗のU-18日本は「例年に比べ力ない姿見せた」 日韓戦の緊張感「見当たらず」...地元メディア指摘

   「第30回WBSC U-18ベースボールワールドカップ」のスーパーラウンド初戦が2022年9月15日(日本時間16日)に米フロリダ・ブラデントンで行われ、高校日本代表が韓国に0-8で大敗した。

  • WBSC公式ツイッター(@WBSC)より
    WBSC公式ツイッター(@WBSC)より
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浅野翔吾は162キロに対応出来ず

   試合は日本の先発・山田陽翔(近江)が初回に制球が定まらず味方のエラーなどもあり4点を失った。2回には自らの暴投とタイムリーで2失点。1回3分の2を投げ6失点と韓国打線に打ち込まれた。

   韓国は3回と6回にそれぞれ1点を追加しリードを広げた。対する日本は韓国投手陣に封じ込まれわずか4安打に終わった。最後の打者となった浅野翔吾(高松商)は、キム・ソヒョン投手が投じた101マイル(162.5キロ)の速球に反応出来ず見逃し三振を喫した。

   野球において長年のライバル関係にある韓国では各メディアが試合結果を速報で伝え、「日韓戦」大勝に沸いた。

   韓国大手ポータルサイト「nate」(WEB版)は、「すべてが完璧だった...U-18野球代表チームが日本を8-0で倒した」とのタイトルで記事を公開した。

日本メディアは惨敗に嘆息

   記事では投打にわたって韓国が日本を圧倒したとし、「初回からビッグイニングを作るほどの勢いを見せた韓国チームの反面、日本は例年に比べて力のない姿を見せた」と指摘。そしてこれまで各年代別で行われてきた「日韓戦」で感じてきたプレッシャーや緊張感がこの日の試合では見当たらなかったと伝えた。

   スポーツメディア「スポーツソウル」(WEB版)は、「キム・ソヒョン162キロの強速球で勝利完成、韓日戦8-0無失点勝利」などのタイトルで速報した。記事では前日14日に行われた韓国プロ野球のドラフトで指名された選手たちが活躍し、全体1位でハンファ・イーグルスに指名されたキム・ソヒョンが162キロ剛速球で勝利を完成したと伝えた。

   スターニュース(WEB版)は、韓国に惨敗したニュースに日本メディアは悲哀を隠せなかったとし、スポーツ紙や野球専門メディアの記事を紹介。日本のメディアは「今回の敗北で自力で決勝に進出する可能性がなくなった」と嘆息したと伝えた。

   スーパーラウンド初戦を落とした日本は17日にオランダ、18日に地元米国と対戦する。