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「日本を応援している感じではなかった」 城彰二氏、ドイツ戦配信での態度を謝罪「実は体調不良で...」

   サッカー元日本代表FW城彰二氏(47)が2022年11月28日、自身のYouTubeチャンネルに投稿した動画で、ワールドカップ(W杯)カタール大会、日本-ドイツ戦の実況生配信を行った時の態度が物議を醸していた件について謝罪した。

  • 城彰二氏(写真:千葉 格/アフロ)
    城彰二氏(写真:千葉 格/アフロ)
  • 城彰二氏(写真:千葉 格/アフロ)

「まるでドイツサポーターみたいな反応」の声も

   城氏は23日、「JOチャンネル」でドイツ戦を観戦する様子を生配信した。

   1-1で迎えた後半38分、途中出場したFW浅野拓磨選手がドイツの守護神マヌエル・ノイアー選手のニアサイドをぶち抜く豪快な逆転ゴールを決めた時も、共に実況していたチャンネルプロデューサーの冨留田康弘氏が手を叩いて大喜びするのをしり目に、「お、入った」と驚くような表情を見せたものの、終始腕組みしたままだった。

   日本の勝利決定後、「これは本当に作戦勝ちだったと思う」と森保采配を評価しつつも、「でも、ドイツは良かったね、ひどくて。ほんとに、こんなにひどいドイツは久しぶりに見たね」と、相手国の出来の悪さも指摘していた。

   なお城氏は13日、元日本代表DF田中マルクス闘莉王氏のYouTube動画にゲスト出演した際、森保ジャパンについて「本当に積み上げられなかった4年間」とし、「4年前に(森保監督が)就任した時のコンセプトは今あるのかというとない。この辺がブレていて『森保監督は大丈夫なのか?』と思っちゃう」と疑問を呈している。

   ドイツ戦の生配信での城氏の態度に対し、コメント欄には「一国民として喜んで欲しかったなあ」「勝った瞬間から地獄の雰囲気になるの草」「なんでわざわざ生配信したんだろ、こんなローテンションで笑笑」「散々批判した手前引っ込みがつかないんだろうけど、まるでドイツサポーターみたいな反応...」「森保さんがうまくいくのがそんなに気に入らないのか??」などの声が寄せられていた。

「病院に行くか行かないかというぐらい悩んだ」

   こうした批判を受けて城氏は28日、「まず生配信の件、謝罪します。そして次のスペイン戦は勝つぞ!」と題した動画を投稿。ドイツ戦の生配信時に視聴者から「(日本代表を)とても応援している感じではなかった」というコメントが多数寄せられたとした上で、「視聴者の皆さんには大変申し訳なかったんだけど、実はものすごい体調不良であの時。病院に行くか行かないかというぐらい悩んで、ただ配信もやらなきゃいけないという部分で。私もずっと寝ずに色々仕事をしているので、ギリギリまで悩んだんですよ」と内情を明かした。

   続けて「精一杯やったつもりだったんだけど、なかなかね...俺もちょっと(生配信の動画を)見たんだけど、ふてってる感じでさ。お互いぎくしゃくしてる感じでね。隠し切れなかった」と述べ、「見てる視聴者にとっては不快な思いをさせてしまいましたので、本当に申し訳ございませんでした」と頭を下げた。

   現在体調は回復したという城氏。この日は、日本-コスタリカ戦のパブリックビューイベント出演後とのことで、まさかの日本の敗戦に「これは本当にショックだね」と言い、「あのコスタリカにやられちゃうんだっていうのはちょっとがっかりしたというのが本音は本音だよね」と漏らした。一方で、12月2日のグループリーグ最終戦のスペイン戦に向けて「勝ち点3はあるわけだから。下を向かずにスペイン戦を頑張って欲しいなと思いますね」とエールを送っていた。